
院長:前田お気軽にご相談ください!
こんにちは。整体院ゆるり・高知本院の前田です。朝、目が覚めたとき、指がうまく動かない。そんな経験はありませんか?「寝ていただけなのになんで?」と不思議に思いながらも、日中は少しずつ動くようになるので、ついそのままにしてしまいがちですよね。

でも、指先の痛みをずっと放置していると、関節の変形が進んでしまうことがあるんです。「そのうち治るだろう」は、ちょっと危険かもしれません。


指先の痛みやこわばりって、最初は「疲れかな」と流してしまいやすいんですよね。でも実際に来院される方のお話を聞くと、もっと早く来ればよかったとおっしゃる方がとても多い。気になったそのタイミングが、一番のチャンスだと思っています
「指先が痛い」と一口に言っても、その背景にはいくつかの異なる原因が考えられます。見た目は似ていても、症状の出方や痛む場所、タイミングによって対処法がまったく異なります。ここでは、特に多いパターンを3つに分けてご紹介しますね。
朝起きたとき、指の曲げ伸ばしがスムーズにできない。でも日中は比較的楽になる。こういうケースで考えられるのが「ばね指」と呼ばれる状態です。指の腱が通るトンネル(腱鞘)が炎症を起こし、腱の動きが引っかかるようになってしまいます。特に朝は身体全体が冷えていて血流が落ちているため、症状が出やすいんです。
手をよく使う方や、長時間スマートフォンを操作する方、家事で水を使う機会が多い方に多く見られます。
指の先端に近い「第一関節」が腫れたり、痛んだりする場合は、ヘバーデン結節という状態が疑われます。40代以降の女性に多く、更年期とも関わりが深いと言われています。関節の軟骨がすり減ることで変形が起きるため、一度変形が始まると元には戻りにくいのが特徴です。
「ちょっとコブみたいなのができてきた気がする」という方は、早めに状態を確認することをおすすめします。
複数の指が同時にこわばったり、左右対称に症状が出たりする場合は、関節リウマチを含む内科的な疾患の可能性も視野に入れる必要があります。この場合は整体や整骨院だけで対処するのではなく、内科・リウマチ科との連携が必要になってきます。当院でも、必要に応じて連携医療機関をご紹介することができますので、気になる方は気軽にご相談ください。
来院される方の中でも特に多いのが、このヘバーデン結節です。聞き慣れない名前ですが、実はかなり身近な状態で、日本では40代以降の女性の方を中心に多くの方が悩んでいます。ここでは、この症状について少し掘り下げてお話しします。
ヘバーデン結節では、指の第一関節(爪に一番近い関節)が赤く腫れたり、痛んだりします。進行すると関節がゆがんで変形し、こぶのような膨らみができることがあります。痛みは最初のうちは強く出ることが多いですが、時間が経つと痛みが落ち着いてくる場合もあります。ただし、変形は残ってしまうことが多いです。
症状が出やすいのは人差し指や中指ですが、複数の指に出ることもあります。
明確な原因はまだ完全には解明されていませんが、女性ホルモン(エストロゲン)の減少が関わっていると考えられています。更年期前後に発症しやすいことからも、ホルモンバランスの変化が関節の炎症を起こしやすくするのではないかと言われています。遺伝的な要素も関わっており、母親や祖母が同じ症状を持っていた方に出やすいこともわかっています。
日常的に手指を使う作業が多い方、洗い物や細かい作業をよくされる方は、負担が重なりやすいので注意が必要です。
痛みだけであれば「少し不便だな」で済むかもしれませんが、放置して変形が進んでしまうと、関節が固まって動かしにくくなることがあります。日常生活で指を使う場面は予想以上に多く、「ペットボトルが開けにくい」「字が書きにくい」「料理の際に包丁がうまく握れない」といったことが増えてきます。変形が固定する前に、できるだけ早い段階でケアを始めることが大切です。

病院や治療院に行く前に、自宅でできることもいくつかあります。もちろん、症状の程度によっては専門家への相談が必要ですが、日常的なケアとして取り入れてみてください。
ばね指やヘバーデン結節は、炎症が強い急性期には冷やすことが有効ですが、慢性的な状態では温めることで血流が改善し、症状が楽になることがあります。洗い物の際にはできるだけぬるめのお湯を使う、就寝時に手袋をする、などが取り入れやすい方法です。
関節への負担を減らすために、テーピングで指を軽く固定する方法があります。動きを完全に止めるのではなく、無理な方向への動きを制限するイメージです。ドラッグストアでも手指用のテーピング素材が手に入りますので、試してみる価値はあります。
強い力を入れず、ゆっくりと指を広げたり、軽く握ったりを繰り返すストレッチが有効です。朝の起き抜けに布団の中でできるので、習慣にしやすいですよ。ただし、痛みが強い状態では無理に動かさず、まずは炎症を落ち着かせることを優先してください。
「指の痛みに整体?」と思う方もいるかもしれませんが、指先の痛みには全身の使い方や姿勢が深く関係していることがあります。当院では、指だけを局所的に見るのではなく、身体全体の状態を検査したうえで原因を特定し、施術の方向を決めていきます。
たとえば、肩や首のバランスが崩れることで腕の使い方が変わり、結果として手指に過度な負担がかかっているケースは少なくありません。手首の可動域が狭まることで指に余分な力がかかることもあります。局所だけを見ていると、こういった連鎖に気づきにくいのです。5種類の独自検査で現在の身体の状態を可視化することで、見落としのない原因特定を行います。
当院の施術は、身体に過度な負担をかけないソフトなアプローチが基本です。指先の繊細な部位にも対応できる施術ですし、「押されて痛い」「バキバキされる」ということはありませんので、痛みに敏感な方でも安心してお越しください。初めてお越しになる方も、問診でじっくりお話を伺ってから施術を行いますので、気になることはなんでも話してくださいね。

日常的なこわばりや痛みの中でも、次のような状態がある場合は、特に早めに専門家に診てもらうことをおすすめします。
こういった状態を「大げさかな」と思って放置する方がとても多いのですが、実際に来院される方の多くが「もっと早く相談すればよかった」とおっしゃいます。気になり始めたそのタイミングが、身体からのサインです。
ここまで読んでいただいて、「もしかして自分もそうかも」と思った方がいるかもしれませんね。日々の忙しさの中で、自分の身体の変化に気づいても後回しにしてしまうこと、誰にでもあることだと思います。私自身も、高校生の頃に腰痛を発症したとき、しばらくは「そのうち治るだろう」と放置していた経験があります。結果的に改善まで8年もかかってしまいました。
だからこそ、声を大にして言いたいのですが、症状には必ず原因があります。原因をきちんと特定して、適切なアプローチをとることが、遠回りに見えて一番の近道なんです。「指先が痛いだけで整体に行っていいの?」という遠慮はいりません。あなたの不調に向き合うことが、私たちの仕事です。
一人で悩まず、気になったときにいつでも相談してください。あなたのお話を、しっかり聞かせてもらいます。

