副鼻腔炎

副鼻腔炎とは

副鼻腔炎とは、鼻の周囲にある副鼻腔という空洞部分に炎症が起こる病気です。一般的には蓄膿症とも呼ばれています。

細菌やウイルス感染、アレルギーなどが原因で副鼻腔内に膿や粘液がたまり、鼻づまりや頭痛、嗅覚障害などの症状を引き起こします。急性と慢性に分類され、3か月以上症状が続く場合は慢性副鼻腔炎と診断されます。

日本における副鼻腔炎の患者数は年間約100万人から200万人と推定されており、これは総人口の約0.8から1.6パーセントに相当します。約100人に1人の割合で発症する、決して珍しくない疾患です。

副鼻腔炎を放置すると、慢性化により症状が長期間続き、日常生活の質が著しく低下してしまいます。嗅覚障害が進行すると完全に匂いを感じなくなり、料理の味がわからなくなったり、ガス漏れなどの危険を察知できなくなる可能性があります。

また、炎症が周囲組織に広がると、眼窩内感染や髄膜炎などの重篤な合併症を引き起こすリスクがあります。睡眠障害による疲労蓄積や集中力低下により、仕事や学業に深刻な影響を与える可能性もあります。

副鼻腔炎の原因

開院以来、当院には副鼻腔炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、副鼻腔炎の原因はひとつではないということです。

副鼻腔炎の原因として次のものが挙げられます。

副鼻腔炎は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って疲労が蓄積し、それによって免疫状態が低下することで副鼻腔炎が慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。副鼻腔炎は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

副鼻腔炎への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の抗生物質使用により耐性菌の出現や副作用のリスクがあり、根本的な解決にならない場合があります。また、薬の効果が切れると症状が再発することも多く見られます。

鼻洗浄

正しい方法で行わないと中耳炎などの合併症を引き起こす可能性があり、継続的な実施が必要です。また、一時的な症状緩和にとどまることが多いのが現状です。

内視鏡手術

全身麻酔のリスクや術後の痛み、再発の可能性があり、入院が必要で費用も高額になります。手術後も完全に症状が消失するとは限りません。

副鼻腔炎を改善するために

まずはあなたの副鼻腔炎の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、副鼻腔炎の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが副鼻腔炎の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

副鼻腔炎のQ＆A

副鼻腔炎は自然に治りますか？

急性副鼻腔炎は適切な休養と免疫力向上により自然治癒する場合もありますが、慢性化すると自然治癒は困難になります。早期の適切な対処が重要で、放置すると症状が長期化し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

副鼻腔炎の人がやってはいけないことは？

喫煙や過度な飲酒、ストレスの蓄積は症状を悪化させます。また、鼻を強くかみすぎることや不衛生な環境での生活も避けるべきです。冷たい飲み物の過剰摂取や睡眠不足も免疫力を低下させ、症状を長引かせる要因となります。

急性と慢性の副鼻腔炎の違いは何ですか？

急性は症状が4週間未満で治まりますが、慢性は3か月以上症状が続きます。慢性の方が治療が困難で、生活への影響も深刻になります。急性の段階で適切な治療を受けることで、慢性化を防ぐことが可能です。

副鼻腔炎の手術は必ず必要ですか？

薬物療法で改善しない重症例や鼻茸がある場合に検討されますが、必ずしも必要ではありません。症状の程度により判断されます。当院では手術を避けたい方に対して、自然治癒力を高める施術を提供しています。

副鼻腔炎と蓄膿症は同じ病気ですか？

基本的に同じ病気です。蓄膿症は副鼻腔炎の一般的な呼び方で、副鼻腔に膿がたまった状態を指しています。医学的には副鼻腔炎という名称が正式ですが、どちらも同じ疾患を表しています。

副鼻腔炎で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と副鼻腔炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

副鼻腔炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。