良性発作性頭位めまい症

良性発作性頭位めまい症とは

良性発作性頭位めまい症（BPPV）は、特定の頭位や体位の変化によって短時間の激しいめまいが生じる疾患です。内耳にある三半規管内の耳石が本来あるべき場所から外れて浮遊することで発生します。

朝起きた時や寝返りを打った時、上を見上げた時などに突然めまいが起こるのが特徴です。めまいの持続時間は通常数秒から数分と短いものの、その間は激しい回転性のめまいに襲われ、吐き気を伴うこともあります。

症状が良性であるため生命に関わる危険性はありませんが、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。また、めまいへの不安から外出を控えたり、活動範囲が狭まったりすることで、生活の質が低下してしまうケースも少なくありません。

良性発作性頭位めまい症を放置してしまうと、めまいの不安から動くことを恐れるようになり、日常生活が制限されてしまいます。

めまいによる突然のふらつきは転倒事故の原因となり、骨折などの深刻な怪我につながる恐れもあります。特に高齢者では大腿骨頸部骨折などの重篤な怪我のリスクが高まります。

精神面でも影響が出ることがあります。いつめまいが起こるか分からない不安から、外出を控えるようになったり、うつ状態になったりすることもあります。

良性発作性頭位めまい症の原因

開院以来、当院には良性発作性頭位めまい症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、良性発作性頭位めまい症の原因はひとつではないということです。

良性発作性頭位めまい症の原因として次のものが挙げられます。

良性発作性頭位めまい症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って疲労が蓄積し、それによって免疫状態が低下することで良性発作性頭位めまい症が慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。良性発作性頭位めまい症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

良性発作性頭位めまい症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

めまい止めの薬は一時的に症状を抑えることはできますが、根本的な原因を解決するものではありません。また、長期服用による眠気や倦怠感などの副作用が生じることもあります。何より、薬に頼り続けることで自然治癒力が低下する恐れがあります。

耳石置換法

効果がある方もいますが、一時的な改善にとどまるケースも多く、再発することが少なくありません。また、手技によっては一時的にめまいが悪化することもあり、不安を感じる方もいます。何より、耳石の位置異常以外の原因（姿勢や筋緊張など）に対してはアプローチできません。

生活指導

めまいを誘発する動作を避けることで一時的に症状は軽減しますが、日常生活が制限されてしまいます。また、動きを制限することで筋力低下や体力の衰えを招き、かえって症状を悪化させることもあります。

良性発作性頭位めまい症を改善するために

まずはあなたの良性発作性頭位めまい症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、良性発作性頭位めまい症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが良性発作性頭位めまい症の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

良性発作性頭位めまい症のQ＆A

良性発作性頭位めまい症は自然に治りますか？

多くの場合、数週間から数ヶ月で自然に改善することがありますが、再発しやすい特徴があります。また、自然治癒を待つ間も日常生活に支障をきたすことが多く、早期に適切な施術を受けることで、症状の改善を早めることができます。当院の施術により、自然治癒力を高め、回復を早めることが可能です。

めまいがあるときは動かない方がいいのでしょうか？

一般的には、激しいめまいの発作中は無理に動かず、安全な場所で休むことが推奨されます。しかし、発作が収まった後は、日常生活を制限しすぎないことが大切です。過度に動きを制限すると、かえって筋力低下や体力の衰えを招き、症状が長引く原因となることもあります。

めまいが起きるのは耳の問題なのか、脳の問題なのか？

良性発作性頭位めまい症は内耳の問題です。内耳にある耳石が三半規管に入り込むことで発症します。ただし、めまいの症状は脳の疾患でも起こることがあるため、特に初めてのめまいや、頭痛を伴うめまいの場合は専門医の診察を受けることが重要です。

めまいが長期間続く場合、他の病気の可能性はありますか？

良性発作性頭位めまい症は通常、数日から数週間で軽快します。1ヶ月以上症状が続く場合や、難聴や耳鳴りなど他の症状を伴う場合は、メニエール病や前庭神経炎など他の疾患の可能性もあります。

薬を飲まずに改善することは可能ですか？

可能です。当院では、薬に頼らない自然な改善を目指しています。姿勢の改善や首・肩の緊張緩和、内耳周辺の血流改善などを通じて、根本的な原因にアプローチします。もちろん、医師の処方がある場合は、勝手に薬の服用を中止せず、医師と相談しながら進めることをお勧めします。

良性発作性頭位めまい症で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と良性発作性頭位めまい症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

良性発作性頭位めまい症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。