顎関節症

顎関節症の症例報告

顎関節症とは

顎関節症とは、顎の関節（顎関節）やその周囲の筋肉に問題が生じ、口の開閉時の痛みや音、開口制限などの症状が現れる症状です。日常生活での顎への負担や習慣的な動作、ストレスなどが複合的に関わって発症します。

厚生労働省の平成28年歯科疾患実態調査によると、顎関節に何らかの症状がみられる患者数は約1900万人と推定されています。日本顎関節学会の調査では、軽度なものを含むと2人に1人が経験するとも言われており、決して珍しい症状ではありません。企業就労者を対象とした調査では、男性の約15%、女性の約21〜25%に顎関節症の疑いがあるという結果も出ています。

初期段階では軽い痛みや違和感だけかもしれませんが、放置すると症状が悪化し、日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。

最悪の場合、口がほとんど開かず、固形物を摂ることも困難になったり、少しの会話でさえ苦痛を感じるほどになってしまうので、早めに処置をしたほうが良いですね。

顎関節症の原因

開院以来、当院には顎関節症でお困りの方が数多く来院しています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、顎関節症の原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っているということです。

顎関節症の原因として次のものが挙げられます。

顎関節症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因が影響して、疲労が蓄積し、それが慢性化することで免疫力の低下につながり、自力で不調を解消することが難しくなってきます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。顎関節症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

顎関節症への対応として、病院では次のようなものが一般的です。

マウスピースによるスプリント治療

効果が出るまでに時間がかかることがあり、自分に合わないマウスピースを使用すると症状が悪化する可能性があります。

就寝時にはつけ続ける必要があり、異物感によるストレスの影響で不眠症を発症する人もいます。

薬物療法

一時的に症状を抑える事はできても、根本療法ではなく、また長期的に使用することで副作用の懸念があります。

理学療法

即効性に欠ける部分があり、定期的な通院が必要なことからも根気がいります。

顎関節症を改善するために

まずはあなたの顎関節症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、顎関節症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが顎関節症の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

歯科治療やマウスピースで改善しなかった場合でも諦めずにご相談ください。

顎関節症に関するQ&A

顎関節症は自然に治りますか？

軽度の顎関節症であれば、適切な休息や生活習慣の改善により自然に治まることもあります。しかし、症状が進行している場合や原因が複雑な場合は、専門家による適切な治療が必要です。放置すると症状が悪化することもあるため、早めの対応が重要です。

顎関節症の人がやってはいけないことは？

大きく口を開ける、硬いものを噛む、頬杖をつく、ガムを長時間噛むなどの行為は避けるべきです。また、うつぶせ寝も顎に負担をかけるため控えましょう。自己流のマッサージも症状を悪化させる可能性があるので注意が必要です。

顎関節症と歯ぎしりの関係は？

歯ぎしりや食いしばりは顎関節症の主要な原因の一つです。無意識に行われることが多く、顎の筋肉や関節に過度な負担をかけます。

顎関節症と姿勢の関係はありますか？

猫背などの不良姿勢は顎の位置にも影響し、顎関節症の原因や悪化要因となることがあります。正しい姿勢を心がけることで、顎への負担を減らし、症状の改善が期待できます。

顎関節症で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と顎関節症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

顎関節症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。