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立つと心臓がドキドキする…それ、自律神経のSOSかもしれません

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こんにちは。整体院ゆるり・高知本院の前田です。「ソファから立ち上がった瞬間、心臓がバクバクして怖くなった」——そんな経験、最近増えていませんか。運動しているわけでも、緊張しているわけでもないのに、立ち上がるたびに起立性調節障害による動悸が起きるとしたら、それは体が出しているSOSのサインかもしれません。

心臓に何か悪いことが起きているのでは、と不安になる気持ちはよく分かります。でも、まず原因を正しく知ることが大切です。この記事では、立ち上がったときに感じる心拍の増加や動悸のメカニズム、考えられる原因、そして今日からできる対処法まで、できる限りわかりやすくお伝えします。

院長:前田

立ち上がると心臓がドキドキするという相談は、当院にも本当によく届きます。「心臓の病気かな」と怖くなってしまうのは当然のことで、その不安な気持ちごとしっかり受け止めたいと思っています

目次

立ち上がると動悸がするのはなぜ?

まずは、なぜ立ち上がっただけで心臓がドキドキするのかを理解しましょう。実はこれ、体の仕組みと深く関係しています。原因を知ることで、闇雲に不安になることなく、適切な対処ができるようになります。

人が立ち上がるときに体で起きていること

座ったり寝ていたりした状態から立ち上がると、重力の影響で血液が一時的に下半身に偏ります。このとき脳に届く血液が一瞬減るため、体は「血流を確保しなければ」と反応します。

その反応を担っているのが自律神経の交感神経です。交感神経が素早く働いて下肢の血管を収縮させ、心拍数を上げることで、脳や心臓への血液量を保とうとします。健康な状態であれば、この調整がスムーズに行われるため、立ち上がっても特に不快感はありません。

しかし、この調整機能がうまく働かなくなると、立ち上がるたびに心臓が過剰に反応したり、逆に血圧が下がって立ちくらみが起きたりします。これが、多くの「立つとドキドキする」症状の根本的なメカニズムです。

考えられる主な原因

立ち上がったときの心拍増加・動悸には、いくつかの原因が考えられます。どれか一つが当てはまるというよりも、複数の要因が重なっているケースが多いのが実情です。

  • 自律神経の乱れ(ストレス・睡眠不足・不規則な生活習慣)
  • 起立性調節障害(特に10〜20代、またはデスクワーク中心の成人)
  • 体位性頻脈症候群(POTS)と呼ばれる自律神経疾患
  • 貧血や水分不足による血液量の低下
  • カフェインの過剰摂取や飲酒、過労による一時的な心拍の乱れ
  • 不整脈など心疾患の可能性(頻脈・発作性上室性頻拍など)

このうち最も多くの方に当てはまるのが、自律神経の乱れを背景にした起立性調節障害や体位性頻脈症候群です。特に、在宅ワークや長時間の座り仕事が増えた現代では、年代を問わず多く見られるようになっています。

あなたはどのタイプ?症状で見分ける動悸の種類

一口に「立つとドキドキする」といっても、その感じ方や伴う症状によって、背景にある原因は異なります。自分の症状がどのタイプに近いかを確認することで、次のステップが見えやすくなります。

起立性調節障害タイプ

朝、ベッドや布団から起き上がるときに特に症状が強く、午前中に体のだるさ・めまい・動悸が重なる方に多いタイプです。夕方になると比較的楽になるという特徴があります。

10代の学生に多いイメージがありますが、実は社会人や主婦の方にも多く見られます。長時間のデスクワーク、慢性的なストレス、睡眠リズムの乱れなどが積み重なって自律神経が疲弊したとき、成人でも同じような症状が出ることがあります。

体位性頻脈症候群(POTS)タイプ

立ち上がってから10分以内に心拍数が著しく上昇し(多くの場合1分間に30回以上増加)、動悸・息切れ・頭がぼんやりする感覚が続くタイプです。血圧は大きく下がらない場合が多く、立っている間ずっと症状が続くことが特徴です。

まだ一般的にはあまり知られていない症状ですが、当院でも見受けられるケースが増えています。原因の解明が進んでいる途中の疾患でもあり、適切に検査・評価することがとても重要です。

一時的な原因によるタイプ

睡眠不足が続いたとき、水分摂取が少なかったとき、強いストレスを抱えているときなどに一時的に出やすい動悸です。原因が解消されると自然に落ち着くことが多いですが、繰り返すようであれば見過ごせません。

こんなサインがあれば要注意

動悸のすべてが緊急事態というわけではありませんが、以下のような症状が重なる場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。自己判断だけで放置するのは避けてほしいと思います。

症状考えられるリスク
動悸とともに胸が締めつけられる・痛む狭心症・心筋梗塞の可能性
脈が飛ぶ・乱れる感覚がある不整脈の可能性
失神・意識を失いそうになる血管迷走神経反射・重症の起立性低血圧
動悸が数分以上続いて自然に止まらない発作性頻脈の可能性
急激な息苦しさ・全身のだるさを伴う心不全・重篤な心疾患の可能性

上の表に当てはまるものがある場合は、まず循環器内科など専門医への受診を優先してください。一方で、検査を受けたのに「異常なし」と言われてしまったという方も多く、そういったケースでは自律神経の問題が見落とされていることが少なくありません。

自律神経が乱れるとなぜ動悸が起きるのか

自律神経とは、心臓・血管・消化器官など、自分の意思では動かせない臓器をコントロールしている神経のことです。交感神経(活動・緊張モード)と副交感神経(休息・リラックスモード)の2種類がバランスをとりながら働いています。

現代の生活はこのバランスを崩しやすい要因であふれています。長時間のデスクワーク、スマホやパソコンを見続ける習慣、慢性的な睡眠不足、食事の乱れ、運動不足——これらが積み重なると、交感神経が過剰に優位になりやすくなります。

交感神経が過剰に働いている状態では、立ち上がるという小さな動作でも心拍が過剰に反応するようになります。本来なら穏やかに処理できるはずの「立位への切り替え」に対して、体が過剰なアラームを鳴らしてしまうイメージです。

現代人に多い生活習慣との関係

特に注目したいのが、座り仕事が長い方の下半身の筋力低下です。ふくらはぎなどの下肢の筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれ、血液を心臓へ送り返すポンプの役割を担っています。この筋力が衰えると、立ち上がったときに血液が下半身に滞りやすくなり、自律神経への負担が増します。

水分摂取が少ない方も要注意です。血液の量が少なくなると、脳や心臓への供給を維持しようとして心臓がより多く拍動しなければならなくなります。日常的に水分を十分に摂ることが、動悸の予防にもつながります。

今日からできる対処法と生活の見直し

症状が軽い段階や、医療機関で異常なしと診断された後に自分でできることもあります。すぐに劇的な変化は期待できないものの、毎日の習慣の積み重ねが自律神経の安定につながります。

立ち上がるときのひと工夫

まず、急に立ち上がらないことを意識するだけでも違います。座った状態から足をぶらぶら動かして血液を下半身に促してから、ゆっくりと体を起こすようにするだけで、立ち上がり時の心拍の急上昇を和らげることができます。

朝ベッドから起き上がるときも同様で、いきなり上体を起こすのではなく、まず横向きになって、足を先に床に下ろしてからゆっくり起き上がる方法が有効です。この小さな習慣を続けることで、体への負担をかなり軽くすることができます。

水分と塩分の摂り方

起立時の動悸や立ちくらみには、水分と塩分の意識的な補給がとても重要です。目安として1日に1.5〜2リットル程度の水分を摂ることが推奨されています。一度に大量に飲むのではなく、こまめに摂取するのがポイントです。

塩分は血液量の維持に関係するため、起立性の症状がある方には適切な量の塩分摂取も勧められることがあります。ただし、高血圧など別の持病がある方は医師に相談のうえで実践してください。

下肢の筋力を鍛える習慣

ふくらはぎの筋肉を意識的に使う習慣をつけることも大切です。椅子に座ったままでもできる「かかと上げ下げ運動」や、歩く習慣をつけることで、下半身から心臓への血液循環が改善されます。激しい運動である必要はなく、毎日10〜15分の軽いウォーキングでも十分な効果があります。

睡眠リズムを整える

自律神経は睡眠の質と量に強く影響を受けます。就寝・起床の時間を一定にすること、寝る前のスマホ・パソコンを控えること、寝室を暗く静かに保つことなど、睡眠環境を整えるだけでも自律神経の回復を促すことができます。特に起立時の症状が朝に強い方は、睡眠の見直しから始めてみてください。

整体で自律神経の乱れにアプローチする

生活習慣の見直しを試みても、なかなか改善しない場合や、症状が繰り返される場合には、体の構造的な問題が関係していることがあります。当院では、こうした自律神経に起因する動悸・心拍増加の症状に対して、整体の視点から根本的なアプローチを行っています。

検査で原因を見える化する

「立ち上がるとドキドキする」という症状ひとつをとっても、その原因は一人ひとり異なります。姿勢の乱れや骨格のバランスが自律神経の通り道である脊柱に影響を与えているケース、呼吸が浅いために自律神経のバランスが乱れているケース、慢性的な筋肉の緊張が血流を妨げているケースなど、パターンは様々です。

当院では5種類の独自検査を使って、あなたの体に何が起きているかを可視化します。検査の結果を丁寧にお伝えしたうえで施術に進むため、「なぜこの施術をするのか」が明確なまま治療を受けていただけます。

身体に優しいアプローチで自然治癒力を引き出す

当院の施術は、触れるか触れないかくらいのソフトな刺激が中心です。東洋医学・西洋医学・オステオパシーを融合させた独自のアプローチで、自律神経の調整に関わる背骨や骨盤のバランスを整えながら、体本来が持つ回復力を最大限に引き出していきます。

「整体って痛いのでは」と心配される方も多いのですが、施術中にリラックスして眠ってしまうほど穏やかな施術ですので、どうぞご安心ください。動悸・めまい・倦怠感など複数の症状がある方も、まとめてご相談いただけます。

改善した方の声

当院で施術を受けた方からは、「朝の動悸が気にならなくなり、スムーズに起き上がれるようになった」「立ち上がるたびにドキドキしていたのが、いつの間にか出なくなっていた」といった喜びの声をいただいています。症状の重さや期間によって改善のペースは異なりますが、早めにアプローチするほど回復も早くなる傾向があります。

動悸を放置することのリスク

「病院で異常なしと言われたから」「なんとかなるだろう」と思って様子を見ているうちに、症状が慢性化してしまうケースは少なくありません。自律神経の乱れは放置するほど根が深くなりやすく、動悸だけでなく、慢性的な疲労感・頭痛・不眠・気分の落ち込みといった症状へと広がっていくことがあります。

また、動悸への恐怖から「立ち上がるのが怖い」「外出が億劫になってきた」という二次的な不安や行動制限が生まれることも見られます。こうなってしまうと、体だけでなく気持ちの面でも立て直しに時間がかかります。「たかが動悸」と軽視せず、早めに原因を調べることを強くおすすめします。

悩みがあれば気軽にご相談ください

立ち上がったときに感じる動悸や心拍の増加は、体が「助けてほしい」と発しているメッセージです。私自身、8年間腰痛に苦しんだ経験から、体の不調を抱えたまま日常を送ることがどれほどつらいか、よく理解しているつもりです。

原因が分からないまま不安を抱えながら過ごすのは、本当に消耗することです。どうか一人で悩まないでください。「大したことないかも」と感じていても、気になっていることは何でも相談してもらえると嬉しいです。あなたの体のことを一緒に考えさせてください。


院長:前田

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