
院長:前田お気軽にご相談ください!
こんにちは。整体院ゆるり・高知本院の前田です。朝の身支度で靴下に手を伸ばしたとき、腰がズキッとして動きを止めてしまうこと、あると思います。


出勤の時間が迫っているのに、いつもの着替えが進まない。そんな朝は、痛みだけでなく「このまま仕事へ行って大丈夫かな」という不安も出てきますよね。
靴下を履くときに腰が痛い症状や、腰椎椎間板ヘルニアとの関係が気になる方へ、考えられる理由と履き方の工夫、受診の目安をお伝えします。




まずは無理に足先へ手を伸ばさず、今の身体でできる方法を一緒に考えていきましょう
靴下を履く動作は簡単そうに見えて、前かがみになる、脚を持ち上げる、身体を支えるといった動きが重なっています。痛みが出る理由を考えるときは、腰だけでなく、履く姿勢や股関節の動きにも目を向けることが大切です。
靴下を履こうとすると、自然に背中を丸めて足先へ近づきますよね。腰を曲げる動きに敏感になっていると、この姿勢で痛みが出ることがあります。
腰の筋肉などに負担がかかっている場合もあれば、椎間板や神経が関係する場合もあります。同じ「前かがみで痛い」でも、理由は一人ひとり違います。
靴下を履くと痛むからといって、それだけで身体が硬い、腹筋が弱いと決めつける必要はありません。
足を身体へ近づけるには、股関節や膝を曲げる動きが必要です。股関節を動かしにくいと、足へ届かせようとして腰を大きく曲げることがあります。
ただし、脚を上げにくい理由もさまざまです。股関節そのものが痛いのか、腰が痛くて動きを止めているのかによって、対応は変わってきます。
片足立ちで履く場合は、身体を支えながら脚を持ち上げなければなりません。痛みをかばうことでふらつくなら、立って履くことにこだわらなくて大丈夫です。
以前はできた動作でも、痛い日は方法を変えてよいのです。いつもどおりに履けるか試し続けるより、まずは安全を優先しましょう。
今まさに靴下を履けずに困っているなら、身体を深く曲げる前に、座る場所と足の位置を変えてみましょう。目指すのは正しい形を無理に作ることではなく、痛みを増やさず、転ばずに着替えを済ませられる方法を見つけることです。
まずは、ぐらつかず、座ったときに足が床へつく椅子を用意します。靴下は手の届く場所へ置き、座ってから床の物を拾わなくてよいようにしておきましょう。
キャスター付きの椅子や沈み込みの大きいソファは、動作が不安定になることがあります。座りやすく、立ち上がりやすい場所を選んでくださいね。
座った状態で股関節や膝を曲げられるなら、履く側の足首を反対側の太ももに軽く乗せる方法があります。腰を深く丸めずに届くか、ゆっくり確かめてみてください。
この姿勢で腰や股関節、膝が痛むなら中止しましょう。脚を手で強く引っ張ったり、膝を無理に外へ押したりする必要はありません。
足を太ももに乗せにくい場合は、低く安定した足台を使う方法もあります。ただし、台に足を置いても深くかがまないと届かないなら、無理をしないでください。
足先へ手を伸ばさずに靴下を履くための、ソックスエイドという補助具もあります。使いやすさは製品や身体の状態で異なるため、購入前に扱い方を確認すると安心です。
痛みが強い日は、ご家族に手伝ってもらうことも選択肢です。自分で履けない日があることを、身体の衰えと結びつけて落ち込む必要はありません。
痛みを我慢して足先へ届かせるより、痛くない方法へ切り替えることを優先してください。着替えは柔軟性を試す時間ではないのです。
朝は腰が動かしづらいのに、しばらくすると少し楽になる。そのような変化が気になる方もいるでしょう。ただ、「朝に痛い」という情報だけでは原因は分かりません。起床から着替えまでの動作と、症状の変化を整理することが役立ちます。
起床直後に動かしづらさがあるなら、いきなり床の靴下を拾おうとせず、まずはゆっくり姿勢を変えてみてください。急がず動けるよう、前の晩に着替えを準備しておくのもよいですね。


布団やベッドから起きる際も、勢いよく上体を起こす必要はありません。横向きになって腕で支えるなど、自分が楽に起きられる方法を選びましょう。
朝に痛むと、マットレスや枕を買い替えたくなるかもしれません。寝具を見直す余地はありますが、それだけで解決すると考えないことも大切です。
痛みがいつ始まったか、起きて何分ほど続くか、動くとどう変わるかを振り返ってみてください。夜中に痛みで目が覚めるかどうかも、相談時に伝えたい情報です。
毎朝のこわばりが長引く、症状が強くなっている、着替え以外にも支障がある場合は、整形外科で相談してください。「朝だから仕方ない」で済ませなくて大丈夫です。
前かがみになると痛いと聞いて、腰椎椎間板ヘルニアを思い浮かべた方もいるかもしれません。ヘルニアが関係することはありますが、靴下を履くときの痛みだけで判断はできません。腰以外に現れている症状も含めて確認する必要があります。
腰椎椎間板ヘルニアは、背骨の間でクッションの役割を担う椎間板の一部が飛び出した状態です。神経が影響を受けると、お尻から脚へ痛みやしびれが出ることがあります。
脚に力が入りにくい、つまずきやすいといった変化も、医師へ伝えてほしい症状です。腰の痛みの強さだけで、状態を判断しないようにしましょう。
診断には診察が必要で、状態に応じて画像検査なども行われます。整体での姿勢確認や動作確認だけで、ヘルニアの有無を確定することはできません。
新しく尿が出にくくなったり、股の間の感覚が鈍くなったり、脚の力が急に落ちたりしたときは、整体の予約を待たず救急外来へ相談してください。
尿や便を漏らすようになった場合も同様です。腰の神経に重大な問題が生じている可能性があり、痛みが少し和らいでいても様子を見ないことが大切です。
発熱を伴う腰痛、転倒後の強い痛み、急速に悪化する症状も、早めに医療機関へ相談しましょう。痛みで安全に移動できない場合は、救急要請も検討してください。
緊急の症状がなくても、靴下が履けないほど痛む、数日たっても改善傾向がない、繰り返すといった場合は、整形外科で確認してもらいましょう。
受診するほどではないかと迷いますよね。でも、毎日の身支度が難しくなっていることは、十分に相談してよい困りごとです。
前に曲がらないと、柔らかくするために伸ばしたくなるものです。しかし、痛みがあるときに無理なストレッチを続ける必要はありません。まずは痛む動作を調整し、できる活動を保ちながら、自分に合う運動を考えていきましょう。
「まだ痛いかな」と何度も床へ手を伸ばしていませんか。動きを確かめるつもりでも、そのたびに痛むなら、いったんやめてみてください。
反動をつける前屈や、脚を強く引き寄せるストレッチも控えましょう。しびれが出たり、脚の痛みが強くなったりする運動は中止し、医療機関へ相談してください。
痛い動作を避けることと、何日も動かずに過ごすことは別です。緊急の症状がなければ、無理のない歩行や家の中の移動など、できる範囲の日常活動を続けましょう。
もちろん、強く痛むのに頑張って歩くという意味ではありません。短い時間から始め、症状を見ながら調整することが大切です。
仕事中に座りっぱなしになりやすい方は、作業の区切りで立つなど、姿勢を変える機会を作ってみてください。背筋を一日中固めておく必要はありません。
ズボンを履くときも、片足立ちがつらければ座って脚を通します。靴下だけでなく、着替え全体を楽にする視点を持つと、朝の負担を減らしやすくなります。
私が大切にしたいのは、痛む場所だけでなく、あなたが生活のどこで困っているかを知ることです。同じ腰痛でも、朝の靴下がつらい方と、長く座るとつらい方では、確認したいことや生活上の工夫が違います。そこから一緒に整理していきます。
当院では、私がカウンセリングから身体の確認、施術まで担当します。いつから痛むのか、どの動作で困るのか、医療機関での診断や治療内容もお聞きします。


そのうえで、姿勢や股関節の動きなどを無理のない範囲で確認します。医療機関での検査が必要と考えられる場合は、受診を優先していただきます。
整体は医療機関での診断や治療に代わるものではありません。身体の状態を踏まえ、当院でお手伝いできる範囲を説明しながら対応していきます。
私は高校生の頃から8年間、腰痛を抱えていました。痛みそのものだけでなく、身体を気にして仕事や行動を選ばなければならないもどかしさも経験しています。
整体を受けて身体の状態が変わったことが、この道に進むきっかけでした。ただ、私の経験とあなたの症状は同じではありません。一人ひとりの状態を丁寧に見ることを大切にしています。
靴下を履くときの腰の痛みは、我慢して動けばよいというものではありません。履き方を変えることと、必要な診察を受けること、その両方が安心につながります。
朝の支度を気持ちよく終えて、いつもの一日を始めたい。その思いを大切にしながら、できることを一緒に考えたいと思っています。一人で悩まず、いつでもご相談ください。

