
院長:前田お気軽にご相談ください!
こんにちは。整体院ゆるり・高知本院の前田です。今日は「ちょっと歩いただけで気持ち悪くなる」「外出するたびに吐き気がして困っている」という方に向けて書いていきます。

この症状、実は思っている以上に多くの方が抱えていて、当院にもよく相談が届きます。「大げさじゃないか」「気のせいかな」と思いながら我慢していませんか。
もし身体を動かすたびに吐き気や不快感が出るようであれば、それは起立性調節障害や自律神経の乱れが関係しているかもしれません。
放っておくとどんどん日常生活が狭くなっていきます。今日はその原因と、これからどうすればいいかをできるだけ丁寧にお伝えしていきますね。


「動くたびに気持ち悪い」という訴えは、当院でもよくお聞きします。検査をしてみると、自律神経の乱れや頸椎・骨盤のゆがみが原因になっているケースがほとんどです。原因さえわかれば、ちゃんと改善できる症状なので、一人で抱え込まないでください
身体を動かしたり、立ち上がったり、外を歩いたりするだけで吐き気や不快感が出る。この状態を「少し体調が悪いだけ」と片付けてしまうのは、少し待ってほしいのです。この症状には、ちゃんとした身体の理由があります。私がこれまで診てきた患者さんのデータからも、特定のパターンがはっきりと見えています。
人間が立ち上がるとき、身体は自動的に交感神経を働かせて下半身の血管を収縮させ、脳や心臓への血流を維持しようとします。この調整がスムーズに機能している限り、立ち上がっても気分が悪くなることはありません。
ところが、自律神経のバランスが崩れると、この血圧調整がうまくいかなくなります。立ち上がった瞬間に血液が下半身に集まったまま、脳への血流が一時的に低下します。その結果として、ふわふわするめまいや吐き気、不快感が生じるのです。
特に「横になっていると楽なのに、動き出すと気分が悪くなる」という方は、このパターンに当てはまる可能性が高いです。動いているときだけ症状が出て、じっとしていれば落ち着く。そんな経験はありませんか。
安静にしていると症状が出ないのに、歩き始めたり外出したりすると吐き気が出る。これも自律神経の問題と深く関係しています。歩行という動作は、実は全身の筋肉を連動させながら、血圧や体温、呼吸など多くの機能を同時にコントロールする、かなり複雑な動作です。
自律神経が乱れた状態では、この連動がうまくいかず、身体が必要な調整に追いつけなくなることがあります。また、外出時は室温の変化、光の刺激、音など外部からの刺激も増えるため、過敏になっている自律神経がさらに乱れやすくなります。
当院に来られる方の多くが、最初は「なんとなく体調が悪い」という段階で来院されます。でもしっかりと検査をしていくと、必ず原因が見えてきます。「原因不明」ということは、当院では基本的にありません。
動くたびに気分が悪くなる症状の多くは、自律神経のバランスが乱れていることが根本にあります。自律神経は体温・血圧・呼吸・消化など、生命維持に関わるほぼすべての機能を無意識のうちにコントロールしています。ここが乱れると、立ち上がるだけ、歩くだけで不快感が出るようになるのです。
特にストレスが多い時期や、睡眠が取れていない状態が続くと、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすくなります。現代人にとって、この乱れはとても身近な問題です。
見落とされがちですが、首の骨のゆがみも吐き気や気分の悪さに大きく関係します。頸椎の周辺には、自律神経の重要な経路が通っています。姿勢の悪さやデスクワーク、スマートフォンの長時間使用によって頸椎がゆがむと、この経路が圧迫され、自律神経の働きが乱れることがあります。

「最近スマホを見る時間が増えた」「肩こりや首こりがひどい」という方は、頸椎のゆがみが動いたときの気分の悪さに影響しているかもしれません。
骨盤のゆがみは全身のバランスに影響します。歩行時の体重のかかり方が左右で偏ったり、下半身の血流が滞りやすくなったりすることで、動いたときの血圧調整がうまくいかなくなることがあります。骨盤のゆがみは自覚しにくいため、検査で初めて発覚するケースも多いです。
これらの原因が複合的に絡み合って起きる状態が、起立性調節障害です。「起立性」という名前の通り、立ち上がる動作をきっかけに症状が出やすいのが特徴です。思春期の子どもに多いと言われますが、成人以降も症状が続く方は少なくなく、また大人になってから発症するケースも見られます。
以下のような症状が重なっている場合は、自律神経や起立性調節障害の関与を疑う必要があります。
これらのうち複数に心当たりがある方は、ぜひ続きを読んでみてください。
「病院で検査してもらったけど異常なし」と言われたことはありませんか。これは非常によく聞く話で、実際に当院にも病院で異常なしと診断された後に来院される方が多くいます。
病院の検査は「器質的な異常(臓器や組織の病変)」を見つけることには優れています。ただ、自律神経の乱れや身体のゆがみ、機能的な不調といったものは、通常の検査では数値として現れにくいのです。だから「異常なし」と言われてしまう。でも症状は本物です。苦しんでいるのは事実です。
「異常がないなら気のせいかな」と思って我慢し続けるのは、最もつらい状況です。そういう方にこそ、私たちの検査が力になれると思っています。
当院の施術の特徴は、まず徹底的な検査から始めるところにあります。症状の原因を特定せずに施術を始めても、同じ症状を繰り返すだけです。それは私自身が8年間腰痛で苦しんだ経験から、身をもって知っていることです。
整形外科でも導入されているAI姿勢分析ソフトをはじめ、触診検査・動作確認・問診など、複数の角度から身体の状態を把握します。頸椎のゆがみ、骨盤の傾き、自律神経の乱れのパターン、こうした要素を総合的に分析して初めて、あなたに合った施術の方針が立てられます。
当院の施術は、一般的な整体院のような力任せの施術ではありません。触れる程度のソフトな刺激で、身体の自然治癒力を最大限に引き出していきます。バキバキする施術が怖い方、お子さん連れの方、長年の不調で身体が敏感になっている方にも安心して受けていただいています。

東洋医学・西洋医学・オステオパシーという異なる医学的アプローチを組み合わせることで、動いたときの吐き気や不快感のような、原因が複合的に絡み合った症状にも対応できます。
臨床経験15年以上の院長が、初回から最後まで一貫して担当します。担当者が変わることによる情報のズレがなく、身体の変化を継続的に追いながら施術を進めていけることが、改善率の高さにつながっています。
整体に来る前に、あるいは並行して、自分でできることもあります。ただし、これはあくまで補助的なものです。根本的な原因を取り除くためには、やはりきちんとした検査と施術が必要になります。
いきなり勢いよく起き上がるのではなく、まず横向きになり、腕で上体を支えながらゆっくり起き上がる習慣をつけましょう。これだけでも、立ち上がり時の血圧の急激な変化を和らげる効果があります。
血液量を確保するために、起床後すぐにコップ1杯の水を飲む習慣は効果的です。また、適度な塩分摂取も血圧の維持に役立ちます。ただし、過剰摂取は逆効果になることもあるため、バランスを大切にしてください。
4秒かけて鼻から吸い、8秒かけて口からゆっくり吐く呼吸を1日数回行うことで、乱れた自律神経のバランスを整えやすくなります。外出前や症状が出そうなときに試してみてください。
| Q. 子供だけでなく大人でも起立性調節障害になりますか? |
|---|
| はい、なります。思春期に多いとされていますが、成人以降も症状が続いたり、大人になってから発症するケースもあります。「動くと気分が悪い」という症状でお困りの大人の方も、遠慮なくご相談ください。 |
| Q. 病院で「異常なし」と言われましたが、来院できますか? |
| もちろんです。むしろ当院にはそのような方が多くいらっしゃいます。病院の検査では見えにくい身体のゆがみや自律神経の乱れを、当院の独自検査で見つけていきます。 |
| Q. 施術は痛いですか? |
| 触れる程度のソフトな施術ですので、痛みを感じることはほとんどありません。お子さんから年配の方まで、安心して受けていただいています。 |
| Q. 何回くらいで改善しますか? |
| 症状の程度や原因によって個人差があります。軽症であれば数回の施術で変化を感じる方もいますが、長期化している場合は時間がかかることもあります。初回検査後に、あなたに合った施術計画をご提案します。 |
「歩くたびに気持ち悪い」「外出のたびに不快感がある」。こういう症状は、周りからはなかなか理解されにくいですよね。見た目には元気そうでも、本人はつらい。そのギャップに疲れてしまっている方も少なくないと思います。
私がずっと大切にしてきたのは、「原因が分かれば、必ず改善の道がある」ということです。症状には必ず理由があります。その理由を丁寧に探ることなく、ただ症状を抑えるだけの治療では、また繰り返すだけです。
どうか一人で抱え込まないでください。いつでも気軽に相談してもらえると嬉しいです。あなたが「動くのが怖い」という状態から解放されて、また普通に外を歩けるようになること、それが私たちの目標です。

