【動悸】夜になると起こる発作の影響から高血圧に

動悸と高血圧で来院された女性（60代/パート）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

4ヶ月ほど前から不定期で動悸が起こるようになった。特に夜ベッドに横になってから起きることが多く、その影響から寝付きに時間がかかるようになっている。来院2週間前からは、動悸の頻度が増えたからか夜になると血圧が上がる。

来院に至るまでの経緯

慢性的な肩こりは30年ほど前から抱えてはいたが、生活に支障が出るほどではなかった。

動悸が起きるようになってから明らかに睡眠の質が低下し、寝つきに時間がかかり、夜中の1時頃には目が覚める。日によってはすぐに眠れるが、以前に比べて朝起きてからの眠気が強い。

似たような症状が2年前にもあったが、その時は自然に治まった。今回のほうが状況が良くないと感じ、通院されている息子さんの紹介で来院。

検査と所見

初回検査結果は以下の通り。

検査結果の分析により、骨盤後傾により上体が前傾、肋骨下垂し、心臓に負荷をかけていると判断。

施術内容と経過

骨盤を中心に上半身は緊張の強い鎖骨周辺の左右バランスの施術に重点を置いた。

初回～8回目/週2回ペース

夜の動悸が減り、寝つきは良くなった。中途覚醒も減ったが、日によって夜中に目が覚めることはある。肩こりも楽になっている。

9回目～15回目/週1回ペース

夜の動悸がさらに減った。肩こりは1週間のペースだと、ほとんど感じない。

16回目～20回目/2週に1回ペース

動悸も中途覚醒もペースが空いた中で出なくなった。上半身のゆがみが多少残る。

21～24回目/3週に1回ペース

細かい体のゆがみがしっかり整った。

院長からのコメント

ペースを守りながら受けていただいたので、早く良くなられたのだと思います。勧めてくれた息子さんにも感謝ですね。健康でいられるように今後もメンテナンスでお手伝いさせていただきますね。

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