【自律神経失調症】うつや頭痛、めまいから復調し、仕事復帰できるまで

自律神経失調症で来院された女性（40代/会社員）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

頭痛やめまいに3年以上前から悩まされ、数ヶ月前からうつ病、不眠症を発症し、休職中。不調を改善させて、職場復帰したいとのことで来院。

頭痛は20年前、めまいは5年前から不定期で起きていた。3年前から頭痛外来に通院し、他にも不調を患い、抗うつ薬、抗不安薬を7種類、漢方も服用している。

寝つきが悪く、普段から頭がボーっとして、仕事でミスをすることも多く、その影響からか気分が落ち込むことが増える。なんとか仕事は続けれていたものの、この数ヶ月で体調が悪化し、休職に至る。

休んでいるからといって調子が良くなるわけでもなく、自分なりに調べて運動を始めたり、食事など生活習慣の改善に取り組むも目立った変化はないのが現状。

薬の副作用にも悩まされるようになり、耐性ができたのか、薬が効きにくくなっている。

初回検査結果は以下の通り

検査結果の分析により腕から肩関節にかけてのねじれ、鎖骨周辺の過緊張が原因と判断。

鎖骨～肩関節、頚椎のバランス調整に重点を置いた。

初回～8回目/週2回ペース: 体が疲れにくくなった。寝つきに1時間以上かかっていたのが、30分以内に眠れる日が増えた。
9回目～16回目/週1回ペース: 頭痛やめまいが出る頻度が明らかに減った。病院の先生と相談し、薬の量を減らした。
17回目～20回目/2週に1回ペース: 睡眠の質がさらに改善され、目覚めが良い。頭がスッキリする感覚が徐々に出てきた。
21～26回目/2週に1回ペース: 頭痛とめまいは10→2まで回復。不眠も改善されており、自然と運動量も増え、体調が安定してきた。職場復帰し、半日勤務から開始となる。
27～32回目/3週に1回ペース: ほとんど不調が気にならないレベルまで回復。体が慣れてきて体力が戻ってきたことでフルタイムの業務へ移行。問題なく仕事をこなせている。