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【起立性調節障害】朝から低血圧と吐き気で起きるのがつらい
起立性調節障害で来院された女性(10代/学生)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
朝起きれない、目覚めると吐き気と立ちくらみがある
来院に至るまでの経緯
2ヶ月前から寝つきが悪くなり、夜中に2回目が覚めて、日によってはしばらく寝れない時もある。朝起きる時間が遅くなり、徐々に朝起きるのがつらくなって、目覚めてから立ち上がるまでに1時間以上かかるように。目覚めた直後から頭痛と倦怠感があり、ベッドからすぐには起き上がれず、起き上がると立ちくらみが起こる。
食欲も落ちて、朝起きるのが遅くなったこともあり、食事が朝昼兼用となって、その後は夕食と1日2食となっている。以前から水分を摂る習慣がなく、1日の水分摂取が極端に少ない。
起きるのがお昼頃になる日もあり、週に2回ほど学校を休むことがある。しばらく経っても改善されないので、病院へ行くと「起立性調節障害」と診断される。処置としては、昇圧剤と漢方を処方され、服用することで症状は緩和するものの根本的に良くなっているとは思えず、ネット検索で起立性調節障害に対応できる整体を調べていたところ、当院を見つけ来院。
不調が出たきっかけとしては、高校生になり通学距離が遠くなったり環境の変化が大きいのが関係していると感じる。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 頭部1.7°左傾倒、肩関節ズレなし、骨盤1.6°左傾倒(正面より)
- 頭部1.7cm前傾、肩関節3.9cm後傾、腰部5.1cm前傾、膝関節2.0cm前傾(左側面より)
- 肩関節右回旋、骨盤右回旋
- 肩甲挙筋、棘下筋、菱形筋、胸鎖乳突筋の過緊張
- 反り腰でストレートネック気味、肝臓下垂
検査結果の分析により、姿勢の崩れによる首の過緊張が原因だと判断。
施術内容と経過
骨盤~背骨のズレ、脊柱起立筋群の緊張を緩める施術に重点を置いた。

- 初回~8回目/週1回ペース
-
寝つきの時間が徐々に早くなってきた。起きる時間が遅くなる日はあるが、頭痛と吐き気が減って、目覚めてから立ち上がるまでの時間が短くなった。
- 9回目~15回目/週1回ペース
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たまに学校へ遅れることがあるものの、学校を休むことがなくなった。徐々に食欲が出始め、起きる時間が早まった分、朝食を少しずつ摂れるように。だるさが緩和し、頭痛の頻度もさらに減った。
- 16回目~20回目/2週に1回ペース
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吐き気を感じる日は時々あるものの程度は軽い。頭痛はほぼなくなった。主治医と相談して、薬の服用をやめた。それでも体調が崩れることはなかった。
- 21~26回目/3週に1回ペース
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吐き気もだるさもなくなり、食欲も完全に回復し、調子の良かった時の状態に戻ったと感じる。
院長からのコメント

調子が戻って良かったです!
起立性調節障害の場合は寝つきに時間がかかり、就寝時間が遅くなるケースが多く、夜間低血糖になりやすいため、就寝前と起床後の低血糖ケアと水分摂取を取り入れたことが回復の後押しになりましたね。
もちろん姿勢も影響していますが、原因がわかったことで仮に不調が出たとしても対処ができるようになりますね。部活動も再開でき、体力も戻ってきたので、良い習慣を続けていきましょうね。
起立性調節障害、吐き気でお悩みなら…
起立性調節障害、吐き気について解説しているこちらのページもお読みください。


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