反り腰

反り腰とは

反り腰とは、背骨の自然なS字カーブのうち、腰の部分の反りが正常範囲を超えて強くなった状態のことです。本来、背骨は胸の部分で後ろに弯曲し、腰の部分で前に弯曲してS字を描いています。

この腰の前弯が過度になることで様々な症状を引き起こします。見た目では腰が大きく反り、お尻が突き出たような姿勢になるのが特徴です。反り腰は特に女性に多く見られる姿勢の問題で、女性の約8～9割が反り腰の状態にあると報告されています。

デスクワークの増加や運動不足により、この数は年々増加傾向にあります。単なる姿勢の問題と軽視されがちですが、放置すると深刻な症状に発展する可能性があります。

反り腰を放置すると、まず慢性的な腰痛が悪化し、日常生活に支障をきたすようになります。腰椎への過度な負担により椎間板の摩耗が進行し、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症といった重篤な疾患を発症する可能性があります。

また、骨盤の前傾により内臓が下垂し、女性では子宮下垂や尿失禁などの問題も生じることがあります。姿勢の悪化により肩こりや頭痛も併発しやすくなり、全身の不調につながります。

反り腰の原因

開院以来、当院には反り腰でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、反り腰の原因はひとつではないということです。

反り腰の原因として次のものが挙げられます。

反り腰は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って骨盤の前傾や腰椎の過度な前弯などが発生し、それによって筋力バランスが崩れることで反り腰が慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。反り腰は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

反り腰への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な姿勢改善にはならず、一時的な症状緩和に留まります。長期使用により副作用のリスクもあります。

理学療法

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院と自宅での運動が必要で、患者の負担が大きくなります。

装具療法

装着時のみの効果で根本解決にならず、長期使用により筋力低下を招く可能性があります。

反り腰を改善するために

まずはあなたの反り腰の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、反り腰の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが反り腰の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

反り腰のQ＆A

反り腰は自然に治りますか？

反り腰は生活習慣や筋力バランスの問題が原因のため、自然治癒は期待できません。適切な運動療法や姿勢指導により改善が可能です。

反り腰の人がやってはいけないことは？

腰を過度に反らせる動作、ハイヒールの長時間着用、腹筋を使わない生活習慣は避けるべきです。正しい姿勢を意識することが重要です。

反り腰と腰痛の関係はありますか？

反り腰により腰椎に過度な負担がかかり、筋肉の緊張や椎間板への圧迫により腰痛が発生します。密接な関係があります。

反り腰でも運動をしても大丈夫ですか？

適切な運動は改善に有効ですが、腰を反らせる動作は避け、腹筋強化や股関節の柔軟性向上に重点を置くべきです。

妊娠中の反り腰は治療できますか？

妊娠中は胎児への影響を考慮し、安全な範囲でのストレッチや姿勢指導が中心となります。専門家の指導が必要です。

反り腰で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と反り腰は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

反り腰は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。