腕の痛み

腕の痛みとは

腕の痛みとは、肩から手までの上肢全体または一部に生じる不快感や痛みのことです。痛みは鈍痛やズキズキとした痛み、しびれを伴うこともあります。腕だけでなく手や肘、肩などにも痛みが広がることがあり、日常生活の動作に支障をきたすことも少なくありません。

腕の痛みは強い衝撃による損傷や内部の炎症、神経障害、血行不良など様々な原因で起こります。また、痛みが長引くと運動機能の低下や可動域の制限を招き、生活の質を大きく下げてしまうこともあるのです。

腕の痛みを放置すると、症状は徐々に悪化していく可能性が高いです。特に腱板断裂などの場合、自然治癒は望めません。腱板は血流が乏しい組織であるため、放置すればするほど回復が難しくなります。

痛みが慢性化すると、肩関節の動きが悪くなり、腕を支える筋力も低下します。その結果、日常生活での動作が困難になり、肩関節や周囲の組織にさらなる負担がかかります。これにより「拘縮」と呼ばれる状態になり、いわゆる「凍結肩」や「五十肩」に似た症状を引き起こすこともあります。

さらに、長期間痛みを抱えることで睡眠の質が低下し、精神的なストレスも蓄積します。気力や集中力の低下を招き、仕事や趣味など日常のあらゆる場面に影響を及ぼします。最悪の場合、腕の機能が著しく低下し、手術が必要になるケースもあります。

腕の痛みの原因

開院以来、当院には腕の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、腕の痛みの原因はひとつではないということです。

腕の痛みの原因として次のものが挙げられます。

腕の痛みは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って疲労が蓄積し、それによって免疫状態が低下することで腕の痛みが慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。腕の痛みは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

腕の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的な対症療法に過ぎず、根本的な原因を解決するものではありません。長期服用による胃腸障害や腎機能障害などの副作用のリスクもあります。

神経ブロック注射

効果は一時的で、繰り返し注射が必要になることが多いです。また、注射部位の痛みや感染のリスク、まれに神経損傷を起こす可能性もあります。

理学療法

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院が必要です。また、保険適用の回数制限があり、長期間のリハビリが必要な場合は経済的負担が大きくなります。

腕の痛みを改善するために

まずはあなたの腕の痛みの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、腕の痛みの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが腕の痛みの改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

腕の痛みのQ＆A

腕の痛みは自然に治りますか？

腕の痛みの原因によります。筋肉疲労や軽い打撲であれば自然に治ることもありますが、腱板断裂や神経の圧迫などが原因の場合は自然治癒が難しいです。特に腱板は血流が乏しい組織のため、放置すると症状が悪化することが多いです。早めに適切な治療を受けることをお勧めします。

腕の痛みがある人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して無理に動かすことは避けるべきです。特に重いものを持ち上げる動作や、痛みを強く感じる姿勢の継続は症状を悪化させます。また、自己判断での強いマッサージや無理なストレッチも注意が必要です。痛みの原因を特定せずに対処すると、かえって状態を悪化させることがあります。

腕の痛みと肩こりは関係ありますか？

深い関係があります。肩こりにより肩周囲の筋肉が硬くなると、腕に向かう神経や血管が圧迫され、腕の痛みやしびれを引き起こすことがあります。特に胸郭出口症候群と呼ばれる状態では、肩こりが腕の痛みの直接的な原因となります。肩こりと腕の痛みが同時に現れる場合は、総合的なアプローチが必要です。

腕の痛みとしびれが同時にある場合は何が考えられますか？

神経の圧迫や障害が疑われます。頸椎椎間板ヘルニア、頸部脊柱管狭窄症、胸郭出口症候群、手根管症候群などが代表的な疾患です。特に首や肩から腕にかけてのしびれがある場合は、頸椎の問題が関係していることが多いです。早めに専門医の診断を受けることが重要です。

腕の痛みが夜間に悪化するのはなぜですか？

夜間は活動量が減り血流が悪くなることや、横になる姿勢で特定の部位に圧力がかかることが原因と考えられます。また、日中の痛みに気を取られていた注意力が夜間にはほかに向くものがなくなり、痛みをより強く感じることもあります。枕の高さや寝る姿勢の工夫で改善することもあります。

腕の痛みで悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と腕の痛みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

腕の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。