赤面症

赤面症とは

赤面症とは、人前で顔が赤くなることに対して強い恐怖や不安を感じ、そのために社交的な場面を避けてしまう心理的な状態です。医学的には社交不安障害の一種として位置づけられており、単なる恥ずかしがりやとは異なります。

緊張や不安により交感神経が活発になることで顔の毛細血管に血液が集まり赤面が起こりますが、その赤面自体を極度に恐れることで悪循環が生まれます。厚生労働省の調査によると、社交不安障害の生涯有病率は約2-3%とされており、日本の人口に換算すると約250万人から380万人の方がこの症状に悩んでいると推定されます。

赤面症を放置すると、人との関わりを避ける行動がエスカレートし、社会的な孤立が深刻化します。仕事では昇進の機会を逃したり、転職を余儀なくされることもあります。プライベートでは友人関係が築けず、恋愛や結婚にも支障をきたす可能性があります。

最悪の場合、うつ病や引きこもりといった二次的な精神的問題を引き起こし、完全に社会復帰が困難になることもあります。

赤面症の原因

開院以来、当院には赤面症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、赤面症の原因はひとつではないということです。

赤面症の原因として次のものが挙げられます。

赤面症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って交感神経の過度な活性化や血管の拡張反応、心理的な恐怖回路の形成などが発生し、赤面症が慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。赤面症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

赤面症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

副作用として眠気や倦怠感が現れることがあり、根本的な解決にはならず薬に依存してしまう可能性があります。

認知行動療法

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な通院が必要で費用負担も大きくなります。

漢方薬治療

体質に合わない場合は効果が期待できず、長期間の服用が必要で即効性に欠けます。

赤面症を改善するために

まずはあなたの赤面症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、赤面症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが赤面症の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

赤面症のQ＆A

赤面症は自然に治りますか？

軽度の場合は場数を踏むことで改善することもありますが、多くの場合は適切な治療やアプローチなしに自然治癒することは困難です。

赤面症の人がやってはいけないことは？

症状を隠そうとして人との関わりを完全に避けることや、アルコールに頼って症状を紛らわそうとすることは避けるべきです。

赤面症と単なる恥ずかしがりやの違いは何ですか？

恥ずかしがりやは一時的な反応ですが、赤面症は日常生活に支障をきたすほどの強い恐怖と回避行動を伴う症状です。

赤面症は遺伝しますか？

遺伝的要因も関係していますが、環境要因や経験も大きく影響するため、必ずしも遺伝するわけではありません。

赤面症の治療期間はどのくらいかかりますか？

個人差がありますが、適切な治療を受けることで数ヶ月から1年程度で改善が期待できます。

赤面症で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と赤面症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

赤面症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。