慢性上咽頭炎

慢性上咽頭炎とは

慢性上咽頭炎とは、鼻の奥にある上咽頭という部位に長期間にわたって炎症が続いている状態です。上咽頭は鼻とのどの境目にあり、外部から入ってくるウイルスや細菌から体を守る免疫機能を持っています。

風邪などの急性炎症が治った後も、この部位に軽度から中程度の炎症が残り続けることで、のどの違和感だけでなく、頭痛や肩こり、全身の倦怠感など様々な不調を引き起こす可能性があります。まだ医学的に正式に認められた病名ではないため、多くの方が原因不明の症状として悩まれています。

慢性上咽頭炎を放置すると、炎症性物質が血流に乗って全身に運ばれ、様々な二次的な疾患を引き起こす可能性があります。具体的には、IgA腎症などの腎疾患、掌蹠膿疱症などの皮膚疾患、関節リウマチなどの自己免疫疾患のリスクが高まります。

また、自律神経系への影響により、めまい、睡眠障害、集中力低下、うつ症状などの精神的な不調も現れやすくなります。最悪の場合、これらの症状が慢性化し、薬に依存した生活を余儀なくされることもあります。

慢性上咽頭炎の原因

開院以来、当院には慢性上咽頭炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、慢性上咽頭炎の原因はひとつではないということです。

慢性上咽頭炎の原因として次のものが挙げられます。

慢性上咽頭炎は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って疲労が蓄積し、それによって免疫状態が低下することで慢性上咽頭炎が慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。慢性上咽頭炎は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

慢性上咽頭炎への対応として、次のようなものが一般的です。

上咽頭擦過療法（EAT）

治療時に強い痛みや出血を伴うことがあり、体質によっては合わない場合があります。また、週1回程度の定期的な通院が必要で、完治まで数ヶ月を要することが多いです。

薬物療法

症状の根本的な解決にはならず、対症療法にとどまることが多いです。また、長期服用による副作用のリスクや、薬物依存の可能性もあります。

鼻うがい療法

正しい方法で行わないと中耳炎などの合併症を起こすリスクがあり、継続的な自己管理が必要です。

慢性上咽頭炎を改善するために

まずはあなたの慢性上咽頭炎の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、慢性上咽頭炎の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが慢性上咽頭炎の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

慢性上咽頭炎のQ＆A

慢性上咽頭炎は自然に治りますか？

軽度の場合は自然治癒する可能性もありますが、慢性化した炎症は適切な治療とセルフケアが必要です。生活習慣の改善と専門的なアプローチを組み合わせることで改善が期待できます。

慢性上咽頭炎の人がやってはいけないことは？

口呼吸、首の冷え、喫煙、冷たい飲み物の過度な摂取は避けるべきです。また、ストレスの蓄積や睡眠不足も炎症を悪化させるため、規則正しい生活を心がけることが重要です。

慢性上咽頭炎と風邪の違いは何ですか？

風邪は急性の感染症で数日から1週間程度で改善しますが、慢性上咽頭炎は軽度から中程度の炎症が長期間続く状態です。症状も風邪より多岐にわたり、全身への影響も見られます。

どの診療科を受診すればよいですか？

まずは耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。ただし、すべての耳鼻咽喉科医が慢性上咽頭炎に詳しいわけではないため、専門的な治療を行っている医療機関を選ぶことが大切です。

治療期間はどのくらいかかりますか？

症状の程度や個人差がありますが、適切な治療とセルフケアを行った場合、3～5ヶ月程度で改善が見られることが多いです。重症度によってはより長期間を要する場合もあります。

慢性上咽頭炎で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と慢性上咽頭炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

慢性上咽頭炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。