頚椎症性神経根症

頚椎症性神経根症とは

頚椎症性神経根症とは、首の骨である頚椎が年齢とともに変化することで、脊髄から腕へと向かう神経の根元部分が圧迫され、首から肩、腕、手にかけて痛みやしびれが生じる病気です。

特に首を後ろに反らす動作で症状が悪化しやすく、40歳以上の方に多く見られる疾患です。日本人は欧米人と比較して脊柱管が狭い構造的特徴があるため、頚椎症の有病者数が顕著に多いことが明らかになっています。近年ではスマートフォンやパソコンの長時間使用により、デスクワーカーを中心に患者数が増加傾向にあります。

頚椎症性神経根症を放置すると、痛みやしびれが慢性化し、日常生活に重大な支障をきたします。首の可動域が制限され、上を見る動作や振り向く動作が困難になり、運転などの基本的な動作にも影響が出てきます。

腕や手の筋力低下が進行し、物を持ち上げることや細かい作業が困難になります。痛みによる睡眠障害やストレスから心理的な問題も生じ、仕事や家事に集中できなくなることもあります。

頚椎症性神経根症の原因

開院以来、当院には頚椎症性神経根症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、頚椎症性神経根症の原因はひとつではないということです。

頚椎症性神経根症の原因として次のものが挙げられます。

頚椎症性神経根症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、頚椎の関節可動域減少や首周辺の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、神経根の圧迫が起こります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。頚椎症性神経根症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

頚椎症性神経根症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の服用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用が生じる可能性があり、根本的な解決にはなりません。

装具療法

長期間の使用により頚椎周囲の筋力低下を招く可能性があり、装具に依存してしまうリスクがあります。

理学療法

継続的な通院が必要で、適切な指導を受けないと症状が悪化する場合があります。

頚椎症性神経根症を改善するために

まずはあなたの頚椎症性神経根症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、頚椎症性神経根症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが頚椎症性神経根症の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

頚椎症性神経根症のQ＆A

頚椎症性神経根症は自然に治りますか？

基本的に自然治癒を期待できる疾患です。多くの方が保存療法により症状の改善が見込めますが、重症例では手術が必要な場合もあります。適切な治療により症状の軽減は十分可能です。

頚椎症性神経根症の人がやってはいけないことは？

首を後ろに反らす動作や長時間の同一姿勢は避けましょう。重い物を持ち上げる作業や激しい運動も症状を悪化させる可能性があります。正しい姿勢を心がけることが大切です。

頚椎症性神経根症と頚椎症性脊髄症の違いは？

神経根症は腕や手の症状が中心ですが、脊髄症は手足の麻痺や歩行障害など全身症状が現れる点が大きく異なります。症状の範囲と重篤度に違いがあります。

どのような検査で診断されますか？

首の動きで症状が変化するスパーリングテストが診断の決め手となります。レントゲンやMRIで骨や神経の状態を確認することもあります。当院でも詳細な検査を行います。

症状が出ている間は仕事を休むべきですか？

重症で日常生活に支障がある場合は休養が必要ですが、軽度であれば適切な姿勢を保ちながら仕事を続けることも可能です。無理は禁物ですが、完全な安静も必要ありません。

頚椎症性神経根症で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と頚椎症性神経根症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

頚椎症性神経根症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。