頚部脊柱管狭窄症

頚部脊柱管狭窄症とは

頚部脊柱管狭窄症とは、首の骨である頸椎の中を通る神経の通り道が狭くなることで起こる疾患です。この狭窄により脊髄や神経根が圧迫され、首や肩の痛み、腕や手のしびれ、握力低下などの症状を引き起こします。

加齢による骨の変形や靭帯の肥厚が主な原因となり、50代以降の男性に多く見られる傾向があります。厚生労働省の調査によると、首や肩の症状を訴える人は全国で約1,200万人存在し、そのうち頚部脊柱管狭窄症の潜在的な患者数は推定で約100万人とされています。

頚部脊柱管狭窄症を放置すると、症状は徐々に進行していきます。初期の首や肩の痛みから始まり、腕や手のしびれが悪化し、最終的には両手足の運動障害や歩行困難を引き起こす可能性があります。重症化すると箸が使えない、字が書けない、階段の昇降が困難になるなど日常生活に深刻な支障をきたします。

さらに進行すると、排尿や排便のコントロールができなくなる膀胱直腸障害を発症する恐れもあります。このような状態になると、手術以外の選択肢がなくなってしまうこともあります。早期の対処が何より重要です。

頚部脊柱管狭窄症の原因

開院以来、当院には頚部脊柱管狭窄症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、頚部脊柱管狭窄症の原因はひとつではないということです。

頚部脊柱管狭窄症の原因として次のものが挙げられます。

頚部脊柱管狭窄症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って疲労が蓄積し、それによって免疫状態が低下することで頚部脊柱管狭窄症が慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。頚部脊柱管狭窄症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

頚部脊柱管狭窄症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期服用による胃腸障害や肝機能への影響があり、根本的な解決にはならず対症療法に留まります。

理学療法

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な通院が必要で、症状によっては悪化する場合もあります。

神経ブロック注射

一時的な効果に留まることが多く、繰り返し施行する必要があり、稀に感染や神経損傷のリスクがあります。

頚部脊柱管狭窄症を改善するために

まずはあなたの頚部脊柱管狭窄症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、頚部脊柱管狭窄症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが頚部脊柱管狭窄症の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

頚部脊柱管狭窄症のQ＆A

頚部脊柱管狭窄症は自然に治りますか？

軽度の場合は自然治癒する可能性もありますが、多くは進行性の疾患のため、適切な治療とケアが必要です。放置すると症状が悪化する可能性が高いため、早めの対処をお勧めします。

頚部脊柱管狭窄症の人がやってはいけないことは？

首を大きく反らす動作、重い物を持つ動作、長時間の同一姿勢は症状を悪化させる可能性があります。また、首に負担をかける激しいスポーツも控えた方が良いでしょう。

頚椎症と頚部脊柱管狭窄症の違いは何ですか？

頚椎症は頸椎の変性疾患全般を指し、頚部脊柱管狭窄症はその中でも脊柱管が狭くなった状態を指します。頚部脊柱管狭窄症は頚椎症の一つの病態です。

症状が悪化する前兆はありますか？

手のしびれの範囲拡大、握力低下の進行、歩行時のふらつきなどが悪化の前兆として現れることがあります。これらの症状を感じたら早めにご相談ください。

日常生活でどのような姿勢に気をつければいいですか？

首を前に突き出す姿勢や反らす姿勢を避け、顎を軽く引いた正しい姿勢を心がけることが大切です。デスクワーク時はモニターの高さを調整し、定期的に休憩を取りましょう。

頚部脊柱管狭窄症で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と頚部脊柱管狭窄症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

頚部脊柱管狭窄症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。