立方骨症候群

立方骨症候群とは

立方骨症候群とは、足の外側にある立方骨という小さな骨とその周囲の組織に痛みや炎症が生じる状態です。立方骨は足のアーチ構造を支える重要な役割を担っており、この骨にストレスが加わることで足の外側に痛みが現れます。

レントゲン検査では異常が見つからないことが多く見過ごされがちな症状ですが、放置すると日常生活やスポーツ活動に大きな支障をきたす可能性があります。海外の研究では足部外傷の既往があるアスリートの約4％に立方骨周囲の問題があると報告されており、決して珍しい症状ではありません。

立方骨症候群を放置すると足部全体のアーチ構造が崩れて扁平足が進行し、歩行パターンが変化することで膝や股関節、腰にまで負担が及びます。痛みをかばう歩き方が続くことでアキレス腱や足底腱膜などにも過度な負担がかかり、新たな痛みの原因となります。

最悪の場合、慢性的な足部の機能障害により日常的な歩行すら困難になり、スポーツ活動の完全な断念を余儀なくされる可能性があります。また、全身のバランスが崩れることで姿勢の悪化や他の関節への二次的な障害を引き起こすリスクも高まります。

立方骨症候群の原因

開院以来、当院には立方骨症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、立方骨症候群の原因はひとつではないということです。

立方骨症候群の原因として次のものが挙げられます。

立方骨症候群は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って疲労が蓄積し、それによって立方骨周囲の靭帯や筋肉の損傷、位置異常や炎症などが発生し立方骨症候群が慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。立方骨症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

立方骨症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

安静・固定

長期間の固定により筋力低下や関節可動域制限が生じ、復帰時の再発リスクが高まる可能性があります。

薬物療法

根本的な原因解決にはならず、薬物依存や副作用のリスクがあり、症状の一時的な抑制に留まります。

物理療法

効果に個人差があり、継続的な通院が必要で時間と費用がかかります。

立方骨症候群を改善するために

まずはあなたの立方骨症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、立方骨症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが立方骨症候群の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

立方骨症候群のQ＆A

立方骨症候群は自然に治りますか？

軽度の場合は安静により改善することもありますが、多くの場合は適切な治療が必要です。放置すると慢性化し、より治療が困難になる可能性があります。

立方骨症候群の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢してのスポーツ継続、不適切な靴の使用、患部への過度な負荷をかける動作は避けるべきです。早期の適切な対処が重要です。

立方骨症候群と足首捻挫の違いは何ですか？

足首捻挫は靭帯の損傷が主体ですが、立方骨症候群は立方骨周囲の組織の問題です。捻挫後に立方骨症候群を併発することもあります。

どのくらいの期間で改善しますか？

症状の程度や治療法により異なりますが、適切な治療により数週間から数ヶ月で改善が期待できます。早期治療ほど回復も早くなります。

立方骨症候群でもスポーツを続けられますか？

適切な治療と管理により多くの場合スポーツ復帰が可能です。ただし、症状に応じた段階的な復帰プログラムが必要です。

立方骨症候群で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と立方骨症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

立方骨症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。