顔面神経痛

顔面神経痛とは

顔面神経痛は、顔の感覚を司る三叉神経に沿って起こる激しい痛みの症状です。電気が走るような鋭い痛みが顔の片側に突然発作的に現れ、数秒から数十秒間続きます。

食事や会話、洗顔などの日常動作がきっかけとなって痛みが誘発されることが特徴的です。痛みを引き起こす特定の部位（トリガーポイント）が存在することも多く見られます。

海外の疫学調査では、特発性三叉神経痛の有病率は男性で人口10万人あたり2.7～10.8人、女性では5.0～20.2人と報告されており、男女比は1：1.5～2で女性に多く発症し、50歳代以降の中高年女性に特に多く見られる疾患です。

顔面神経痛を放置すると、痛みへの恐怖から食事摂取が困難になり栄養状態の悪化や体重減少を招く可能性があります。会話や洗顔などの基本的な日常動作を避けるようになり、社会的な孤立や口腔衛生の悪化につながります。

慢性的な痛みによる睡眠障害から精神的なストレスが蓄積し、うつ状態や不安障害を併発するリスクも高まります。

顔面神経痛の原因

開院以来、当院には顔面神経痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、顔面神経痛の原因はひとつではないということです。

顔面神経痛の原因として次のものが挙げられます。

顔面神経痛は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って神経の異常興奮や血流障害が蓄積し、それによって三叉神経の機能低下が起こることで顔面神経痛が慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。顔面神経痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

顔面神経痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

眠気、ふらつき、記憶障害などの副作用が現れることが多く、長期服用により肝機能障害のリスクもあります。また、効果が不十分な場合や薬剤耐性が生じる可能性があります。

神経ブロック療法

効果が一時的で繰り返し治療が必要になることが多く、注射による感染リスクや神経損傷の可能性があります。

微小血管減圧術

開頭手術のため全身麻酔が必要で、感染症や脳出血などの重篤な合併症のリスクがあります。また、聴力低下や顔面麻痺などの後遺症が残る可能性があります。

顔面神経痛を改善するために

まずはあなたの顔面神経痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、顔面神経痛の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが顔面神経痛の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

顔面神経痛のQ＆A

顔面神経痛は自然に治りますか？

顔面神経痛は自然治癒することは稀で、多くの場合は適切な治療が必要です。放置すると症状が悪化し日常生活に大きな支障をきたすため、早期の対処が重要になります。

顔面神経痛の人がやってはいけないことは？

顔を強くマッサージしたり、痛みを我慢して無理に食事をしたりすることは避けましょう。また、ストレスや疲労は症状を悪化させるため、十分な休息を心がけることが大切です。

三叉神経痛と顔面神経痛の違いは何ですか？

三叉神経痛は感覚神経の異常による痛みで、顔面神経痛は運動神経の異常による症状です。一般的に顔面の激痛を指す場合は三叉神経痛のことを指すことが多いです。

痛み止めが効かないのはなぜですか？

三叉神経痛は神経の異常興奮による痛みのため、一般的な痛み止めでは効果が限定的です。神経の興奮を抑制する専用の薬剤や根本的な治療が必要になります。

手術以外に根本的な治療法はありますか？

当院では東洋医学と西洋医学を融合した独自の整体により、神経の圧迫を軽減し血流を改善することで根本的な改善を目指しています。手術に頼らない自然治癒力を高める治療法です。

顔面神経痛で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と顔面神経痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

顔面神経痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。