顔面神経麻痺

顔面神経麻痺とは

顔面神経麻痺とは、顔の表情を作る筋肉を動かす神経が何らかの原因で障害され、顔の片側または両側の筋肉が動かなくなる病気です。突然発症することが多く、まぶたが閉じにくい、口角が下がる、額にしわが寄せられないなどの症状が現れます。

日本では年間約6万人が新たに発症しており、人口10万人あたり約50人の発症率とされています。性別や年齢に関係なく発症しますが、40歳代から70歳代での発症が多い傾向にあります。2割以上の患者に後遺症が残るため、毎年約1万人ずつ後遺症患者が増加している状況です。

顔面神経麻痺を放置すると、表情筋の萎縮や硬直が進行し、元の顔の動きを取り戻すことが困難になります。特に3～6ヶ月経過すると筋肉の萎縮が始まり、神経が回復しても正常な表情を作れなくなる可能性があります。

目を閉じられないことによる角膜損傷や視力低下のリスクも高まります。食事時の誤嚥や発音障害により、日常生活に深刻な支障をきたすことになります。また、顔の変化により社会的な引きこもりや精神的な問題が深刻化する恐れもあります。

顔面神経麻痺の原因

開院以来、当院には顔面神経麻痺でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、顔面神経麻痺の原因はひとつではないということです。

顔面神経麻痺の原因として次のものが挙げられます。

顔面神経麻痺は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って神経機能が低下し、それによって表情筋の麻痺が発生することで顔面神経麻痺が慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。顔面神経麻痺は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

顔面神経麻痺への対応として、次のようなものが一般的です。

ステロイド薬投与

血糖値上昇、免疫力低下、胃腸障害などの副作用があり、糖尿病患者では使用が制限される場合があります。

抗ウイルス薬投与

腎機能障害や消化器症状などの副作用があり、効果についても議論が分かれています。

顔面神経麻痺を改善するために

まずはあなたの顔面神経麻痺の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、顔面神経麻痺の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが顔面神経麻痺の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

顔面神経麻痺のQ＆A

顔面神経麻痺は自然に治りますか？

軽症の場合は自然回復する可能性もありますが、重症度や原因により異なります。適切な治療により8割の方が改善するとされていますが、早期治療が重要です。

顔面神経麻痺の人がやってはいけないことは？

強い電気刺激や過度な筋力訓練は避けるべきです。これらは異常共同運動や顔面拘縮などの後遺症を引き起こす可能性があります。

どのくらいの期間で回復しますか？

軽症例では2～4週間程度で回復しますが、重症例では数ヶ月から1年以上かかる場合もあります。個人差が大きく、早期治療が回復期間に影響します。

後遺症が残る確率はどのくらいですか？

全体の約2割に後遺症が残るとされています。ベル麻痺よりもハント症候群の方が後遺症率が高く、約30％程度とされています。

再発する可能性はありますか？

再発率は比較的低いですが、免疫力低下時やストレス状況下では再発の可能性があります。生活習慣の改善が予防に重要です。

顔面神経麻痺で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と顔面神経麻痺は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

顔面神経麻痺は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。