ヘバーデン結節

ヘバーデン結節の症例報告

ヘバーデン結節とは

ヘバーデン結節は、手指の第一関節（DIP関節：指先に最も近い関節）が変形して腫れたり曲がったりする症状です。第一関節の背側に2つのコブ（結節）ができるのが特徴で、赤い腫れや痛みを伴うことがあります。

この疾患はイギリスの医師ウィリアム・ヘバーデンにちなんで名付けられました。症状の程度には個人差があり、すべての方が強い変形になるわけではありません。

ヘバーデン結節の国内患者数は推定300万人と言われています。ある整形外科クリニックのデータによると、過去3年間で4,299人がヘバーデン結節と診断されており、その約99％が40代以上の方々です。特に更年期以降の女性に多く見られる症状です。

ヘバーデン結節を放置すると、時間の経過とともに変形が進行していきます。痛みは数ヶ月から数年で落ち着くことが多いものの、指が屈曲した状態で関節が固まってしまい、元に戻すことが困難になります。

日常生活では、物をつかむ、握る、細かい作業をするなどの動作に支障が出て、生活の質が低下する恐れがあります。また、指の変形が目立つようになり、見た目の問題から精神的なストレスを感じることもあります。

ヘバーデン結節の原因

開院以来、当院にはヘバーデン結節でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ヘバーデン結節の原因はひとつではないということです。

ヘバーデン結節の原因として次のものが挙げられます。

ヘバーデン結節は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って疲労が蓄積し、それによって免疫状態が低下することでヘバーデン結節が慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ヘバーデン結節は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ヘバーデン結節への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法

症状の進行を遅らせることはできても、根本的な改善には繋がりにくいです。テーピングやサポーターは日常的に装着する必要があり、見た目や使い勝手の面で不便さを感じることがあります。

薬物療法

消炎鎮痛剤の長期使用は胃腸障害などの副作用のリスクがあります。ステロイド注射は効果が一時的で、繰り返し使用すると関節や周囲組織に悪影響を及ぼす可能性があります。

手術療法

関節固定術を行うと指が固定されるため、物を握りにくくなるなど日常生活に新たな不便さが生じる可能性があります。また、手術後のリハビリテーションが必要です。

ヘバーデン結節を改善するために

まずはあなたのヘバーデン結節の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、ヘバーデン結節の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することがヘバーデン結節の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ヘバーデン結節のQ＆A

ヘバーデン結節は自然に治るのでしょうか？

完全に元の状態に戻ることはありませんが、多くの場合、数ヶ月〜数年で痛みは落ち着いてきます。ただし、変形は残るため、早期に適切な対処をして進行を遅らせることが大切です。

ヘバーデン結節とリウマチの違いは何ですか？

ヘバーデン結節は第一関節（DIP関節）に生じるのに対し、リウマチは第二関節（PIP関節）や第三関節（MP関節）に多く発症します。また、リウマチでは朝のこわばりが両手に出やすく、他の関節にも症状が現れることがあります。

ヘバーデン結節は遺伝しますか？

明確な遺伝性は証明されていませんが、家族内で発症する傾向があります。血縁者にヘバーデン結節の方がいる場合は、体質が似ている可能性を考慮し、予防的に指先への負担を減らす工夫をされることをお勧めします。

若い人でもヘバーデン結節になることはありますか？

主に40代以降の方に多い症状ですが、稀に若い方でも発症することがあります。手を酷使する職業の方や、特定の遺伝的要因を持つ方は若くても発症リスクがあるため、違和感を感じたら早めに専門家に相談することをお勧めします。

指の変形は元に戻りますか？

残念ながら、一度変形した骨や関節を完全に元の状態に戻すことは難しいです。しかし、早期に適切な対処をすることで、変形の進行を遅らせたり、機能面での改善を図ることは可能です。

ヘバーデン結節で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体とヘバーデン結節は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ヘバーデン結節は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。