甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症とは

甲状腺機能亢進症とは、首の前側にある甲状腺という臓器が過剰に働き、体の代謝を調整する甲状腺ホルモンが必要以上に分泌される病気です。このホルモンが多すぎることで、体全体の機能が異常に活発になり、動悸や体重減少、手の震えなどの症状が現れます。

代表的なものにバセドウ病があり、自己免疫の異常によって引き起こされることが多い疾患です。日本全国で約30万人の患者がいると推定され、特に20～30代の女性に多く見られます。

甲状腺機能亢進症を放置すると、長期的に心房細動や心不全といった重篤な心疾患を引き起こすリスクが高まります。また、骨がもろくなる脆弱性骨折の危険性も増加し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

最悪の場合、甲状腺クリーゼという生命に関わる危険な状態に陥ることもあり、高熱、意識障害、循環不全などの症状が現れ、緊急治療が必要となります。

甲状腺機能亢進症の原因

開院以来、当院には甲状腺機能亢進症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、甲状腺機能亢進症の原因はひとつではないということです。

甲状腺機能亢進症の原因として次のものが挙げられます。

甲状腺機能亢進症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って疲労が蓄積し、それによって免疫状態が低下することで甲状腺機能亢進症が慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。甲状腺機能亢進症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

甲状腺機能亢進症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の服用が必要で、肝機能障害や白血球減少などの副作用が生じる可能性があります。また、薬を中止すると再発率が高く、根本的な治癒は期待できません。

放射性ヨウ素内用療法

治療後に甲状腺機能低下症になる可能性が高く、生涯にわたって甲状腺ホルモン薬の服用が必要になることがあります。また、眼症状が悪化するリスクもあります。

甲状腺摘除術

入院が必要で手術痕が残り、反回神経麻痺や副甲状腺機能低下症などの合併症のリスクがあります。術後は甲状腺ホルモン薬の生涯服用が必要になります。

甲状腺機能亢進症を改善するために

まずはあなたの甲状腺機能亢進症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、甲状腺機能亢進症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが甲状腺機能亢進症の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

甲状腺機能亢進症のQ＆A

甲状腺機能亢進症は自然に治りますか？

自然治癒は期待できません。適切な治療を受けることで症状をコントロールできますが、放置すると重篤な合併症を引き起こす可能性があります。

甲状腺機能亢進症の人がやってはいけないことは？

過度なストレスや激しい運動、ヨウ素を多く含む食品の過剰摂取は避けるべきです。また、喫煙は症状を悪化させるため禁煙が重要です。

バセドウ病と甲状腺機能亢進症の違いは何ですか？

甲状腺機能亢進症は症状の総称で、バセドウ病はその代表的な原因疾患の一つです。バセドウ病は甲状腺機能亢進症の約8割を占めています。

甲状腺機能亢進症は遺伝しますか？

発症しやすい体質は遺伝しますが、必ず発症するわけではありません。家族歴がある場合は定期的な検査をお勧めします。

薬を飲み続けなければいけませんか？

症状や治療法によって異なりますが、多くの場合長期間の服薬が必要です。自己判断での中断は危険なため医師の指示に従いましょう。

甲状腺機能亢進症で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と甲状腺機能亢進症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

甲状腺機能亢進症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。