過呼吸

過呼吸とは

過呼吸とは、精神的な不安や緊張などが原因で、必要以上に激しく速い呼吸を繰り返してしまう状態のことです。息を吸っても吸っても息苦しさが改善せず、血液中の二酸化炭素が減少することで、手足のしびれやめまい、動悸などの様々な症状が現れます。

過換気症候群とも呼ばれ、多くの場合は心理的なストレスが引き金となって発症します。厚生労働省の調査によると、パニック障害の生涯有病率は約2.8%とされており、過呼吸はパニック障害に併発することが多い症状です。

特に15歳から30歳代の若い女性に多く見られ、全人口の約1-2%が過呼吸の症状を経験していると推定されています。日本では約100万人以上の方が過呼吸の症状で悩んでいると考えられています。

過呼吸を放置すると、発作への恐怖から外出や人との接触を避けるようになり、社会生活に大きな支障をきたす可能性があります。仕事や学業への集中力が低下し、人間関係にも悪影響を及ぼします。

また、慢性的な不安状態が続くことで、うつ病やパニック障害などの精神疾患を併発するリスクが高まります。症状が進行すると、日常的な活動に対する恐怖心が強くなり、家族や友人との関係性にも影響を与えることがあります。

過呼吸の原因

開院以来、当院には過呼吸でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、過呼吸の原因はひとつではないということです。

過呼吸の原因として次のものが挙げられます。

過呼吸は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って自律神経系の乱れや呼吸筋の過度な緊張などが発生し、それによって過呼吸が慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。過呼吸は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

過呼吸への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な解決にはならず、薬への依存性や副作用のリスクがあります。また、薬を止めると症状が再発する可能性があります。

認知行動療法

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な通院が必要です。また、保険適用外の場合は費用負担が大きくなります。

呼吸法指導

発作時に冷静に実践するのが困難で、十分な効果を得られない場合があります。

過呼吸を改善するために

まずはあなたの過呼吸の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、過呼吸の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが過呼吸の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

過呼吸のQ＆A

過呼吸は自然に治りますか？

軽度の場合は自然に改善することもありますが、根本的な原因を解決しないと再発しやすく、適切な治療を受けることが重要です。

過呼吸の人がやってはいけないことは？

カフェインの過剰摂取、激しい運動、ストレスの多い環境に長時間いることは避け、規則正しい生活を心がけることが大切です。

過呼吸とパニック障害の違いは何ですか？

過呼吸は症状の一つで、パニック障害は過呼吸を含む様々な症状が突然現れる疾患です。パニック障害の症状として過呼吸が起こることが多いです。

発作が起きたときの対処法を教えてください

まず落ち着いて座り、ゆっくりと深呼吸を心がけます。息を吐くことに意識を向け、4秒で吸って6秒で吐くリズムを作ると効果的です。

薬を飲まずに改善する方法はありますか？

呼吸法の練習、ストレス管理、規則正しい生活、適度な運動、整体などの身体的アプローチで改善が期待できます。

過呼吸で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と過呼吸は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

過呼吸は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。