胸椎椎間板ヘルニア

胸椎椎間板ヘルニアとは

胸椎椎間板ヘルニアは、胸部の背骨（胸椎）の間にあるクッションの役割をする椎間板が、何らかの原因で変形し、中の髄核が飛び出した状態です。この状態になると、周囲の神経を圧迫し、背中や胸の痛み、腕や足のしびれなどの症状を引き起こします。

腰椎や頸椎の椎間板ヘルニアに比べると発症率は低いものの、一度発症すると日常生活に大きな影響を及ぼします。胸椎は12個あり、それぞれの間に椎間板があります。胸椎は肋骨と連結しているため、動きが制限されており、腰椎や頸椎に比べて可動域が小さいのが特徴です。

そのため、胸椎椎間板ヘルニアは比較的まれな疾患とされていますが、発症すると呼吸時の痛みや背部の激痛など、生活の質を著しく低下させる症状が現れます。

胸椎椎間板ヘルニアを放置してしまうと、症状が徐々に悪化する可能性があります。初期段階では軽い不快感や違和感程度だったものが、次第に激しい痛みへと変化していくことがあります。

痛みが慢性化すると、姿勢が悪くなり、さらに症状を悪化させる悪循環に陥ります。姿勢の悪化は他の部位にも負担をかけ、肩こりや頭痛などの二次的な症状を引き起こすこともあります。

また、神経が圧迫され続けることで、腕や手のしびれ、感覚異常が生じることもあります。重症化すると、歩行困難や排泄障害などの深刻な症状に発展する可能性もあります。

胸椎椎間板ヘルニアの原因

開院以来、当院には胸椎椎間板ヘルニアでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、胸椎椎間板ヘルニアの原因はひとつではないということです。

胸椎椎間板ヘルニアの原因として次のものが挙げられます。

胸椎椎間板ヘルニアは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って疲労が蓄積し、それによって免疫状態が低下することで胸椎椎間板ヘルニアが慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。胸椎椎間板ヘルニアは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

胸椎椎間板ヘルニアへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的に症状を抑えるだけで根本的な解決にはなりません。長期服用による副作用のリスクもあります。胃腸障害や肝機能障害などの問題が生じる可能性があります。

安静・コルセット

過度な安静は筋力低下を招き、かえって症状を長引かせることがあります。コルセットへの依存は筋力低下を招き、外すと痛みが再発することも少なくありません。

理学療法

効果が出るまでに時間がかかり、間違った方法で行うと症状が悪化する恐れがあります。また、個人の状態に合わせたプログラムでないと効果が限定的です。

胸椎椎間板ヘルニアを改善するために

まずはあなたの胸椎椎間板ヘルニアの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、胸椎椎間板ヘルニアの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが胸椎椎間板ヘルニアの改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

胸椎椎間板ヘルニアのQ＆A

胸椎椎間板ヘルニアは自然に治りますか？

胸椎椎間板ヘルニアは、軽度であれば自然に症状が軽減することもありますが、完全に元の状態に戻ることは稀です。適切な治療や生活習慣の改善を行わないと、症状が慢性化したり悪化したりする可能性があります。早期に専門的な施術を受けることで、回復の可能性が高まります。

胸椎椎間板ヘルニアの人がやってはいけないことは？

重い物の持ち上げ、長時間の同じ姿勢の維持、猫背や前かがみの姿勢は避けるべきです。また、激しい運動や衝撃を伴うスポーツも控えましょう。うつ伏せ寝は腰を反らせるため椎間板への負担が大きく、症状を悪化させる可能性があります。

胸椎椎間板ヘルニアと腰椎椎間板ヘルニアの違いは？

胸椎椎間板ヘルニアは発生頻度が非常に低く、脊髄を圧迫するリスクが高いため危険です。腰椎ヘルニアは主に神経根を圧迫し、足の痛みが特徴ですが、胸椎ヘルニアでは背中の痛みや下肢のしびれ、麻痺が主な症状となります。

胸椎椎間板ヘルニアの痛みを和らげるための睡眠姿勢は？

椎間板への負担が少ない横向き寝や、背骨のS字カーブを維持しやすい仰向け寝が推奨されます。うつ伏せ寝は腰を反らせるため椎間板への負担が大きく避けるべきです。適切な硬さの寝具を使用し、寝返りがスムーズにできる環境を整えましょう。

胸椎椎間板ヘルニアは再発しやすいですか？

適切な治療と生活習慣の改善を行わないと再発のリスクがあります。特に姿勢の悪さや不適切な動作を続けると再発しやすくなります。日常生活での腰への負担を減らし、適度な運動で背中の筋肉を強化することが再発予防に重要です。

胸椎椎間板ヘルニアで悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と胸椎椎間板ヘルニアは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

胸椎椎間板ヘルニアは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。