メニエール病

メニエール病とは

メニエール病とは、内耳の内リンパ液が過剰に溜まる「内リンパ水腫」という状態が原因で起こる疾患です。主な症状として、突然の激しい回転性めまい発作が繰り返し起こり、難聴（特に低音域）、耳鳴り、耳の詰まり感などを伴います。発作は数分から数時間続き、不定期に繰り返すのが特徴です。

厚生労働省の調査によると、日本におけるメニエール病の有病率は人口10万人あたり約5.8人と推定されています。全国で約7,000人の確実例が報告されていますが、実際には4万人から6万人程度の患者がいると推測されています。女性は男性の約1.6倍の発症率で、40〜50代に最も多く見られます。めまい患者全体の約5〜10%がメニエール病と診断されています。

めまい発作が頻発し、発作を繰り返すうちに難聴が進行したり、初期は低音域だけだった聴力低下が中音域から高音域にも広がるなど日常の会話にも支障が出る。

また、めまい発作への恐怖から外出を避けるようになり、運動量が減ることで自律神経のトラブルに悩まされることが増える。

メニエール病の原因

開院以来、当院にはメニエール病でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、メニエール病はひとつの原因で起こっているものではないということです。

メニエール病の原因として次のものが挙げられます。

メニエール病は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が絡んで症状が発症し、慢性化すればするほど免疫力の低下につながり、自然治癒力だけでは回復しにくくなってしまいます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。メニエール病でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

メニエール病の場合、病院では次の治療法が一般的です。

薬物療法

完全に症状を抑えられるわけではなく、発作の予防や軽減が主な効果となる。

長期服用による副作用（口の渇き、眠気、胃痛など）の可能性があり、薬への感受性が低下し、効果が減弱する可能性がある。

点滴治療

効果が現れるまでに時間がかかり、仕事や生活環境によっては実践が難しい場合がある。また、個人の努力だけでは限界がある場合も多い。

生活指導

毎日継続して行う必要があり、手間がかかる。また、レンタル機器のコストがかかる。

メニエール病を改善するために

まずはあなたのメニエール病の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、メニエール病の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することがメニエール病の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

メニエール病のQ＆A

メニエール病は自然に治ることがありますか？

完全に自然治癒することは稀ですが、適切な治療と生活習慣の改善により症状をコントロールすることは可能です。発作の頻度や強さは時間とともに変化し、多くの場合、数年後には発作の回数が減少する傾向があります。ただし、早期に適切な治療を始めることで症状の固定化を防ぐことが重要です。

めまい発作が起きたときはどうすればよいですか？

発作時は慌てず、安全な場所で横になり安静にすることが大切です。急に動くと症状が悪化するので、ゆっくりと体を動かしましょう。明るすぎる場所や大きな音は避け、吐き気がある場合は吐き気止めを服用するのも効果的です。あらかじめ医師から処方された発作時用の薬があれば使用しましょう。

メニエール病の人がやってはいけないことはありますか？

過度の塩分摂取、アルコールの大量摂取、カフェインの過剰摂取は避けるべきです。また、睡眠不足や過労も症状を悪化させるため注意が必要です。高所作業や車の運転など、めまい発作が起きた際に危険を伴う活動は、症状が安定するまで控えることをお勧めします。

薬はどのくらいの期間飲み続ける必要がありますか？

個人差がありますが、症状が安定するまで数ヶ月から数年の服用が必要なケースが多いです。症状の改善に伴い、医師の指導のもとで薬の量を調整していくことが一般的です。漫然と長期服用するより、症状に応じて間欠的に治療を行う方が良い結果が得られる可能性もあります。

メニエール病と突発性難聴の違いは何ですか？

メニエール病は繰り返し起こる回転性めまい発作と、初期には低音域の難聴が特徴です。一方、突発性難聴は突然の難聴が主症状で、めまいを伴わないこともあります。メニエール病は発作を繰り返しますが、突発性難聴は通常一度きりの発症です。

メニエール病に対して整体は有効ですか？

筋肉に対して強い刺激を与える整体はかえって副反応で状態が悪化することがあるので注意が必要です。骨格を整えたり、筋肉を緩めることは症状の改善に対して有効であると考えています。

メニエール病で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とメニエール病は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

メニエール病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。