指先のしびれ

指先のしびれとは

指先のしびれとは、手の指にピリピリ、ジンジンとした感覚異常が生じる症状です。特に親指から中指にかけて感じることが多く、手首にある神経の通り道が狭くなったり圧迫されたりすることで起こります。

軽いものから日常生活に支障をきたすものまで程度は様々です。放置すると筋力低下や筋肉の萎縮を引き起こす可能性があります。手根管症候群をはじめとする末梢神経障害による指先のしびれは、特に中高年女性に多く見られます。

厚生労働省の調査によると、手根管症候群の患者は女性が約8割を占め、特に50代以降と妊娠・出産期の女性に多発する傾向があります。日本全体では数十万人規模の患者がいると推定され、デスクワークの増加に伴い年々増加傾向にあります。

指先のしびれを放置すると、初期の軽いしびれから徐々に症状が進行していきます。最終的には親指の付け根の筋肉が痩せてしまい、手の細かい動作ができなくなってしまいます。ボタンをかける、箸を使う、文字を書くなどの日常動作が困難になります。

さらに進行すると、親指と人差し指で丸を作るOKサインができなくなり、手術が必要になる場合もあります。症状が重篤化すると、たとえ手術を行っても完全な回復が困難になることがあります。早期の対処が何より重要になります。

指先のしびれの原因

開院以来、当院には指先のしびれでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、指先のしびれの原因はひとつではないということです。

指先のしびれの原因として次のものが挙げられます。

指先のしびれは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

妊娠・出産期や更年期における女性ホルモンのバランス変化により、手首の腱鞘にむくみが生じ、神経を圧迫することで症状が現れます。パソコン作業や手作業など、手首に負担をかける作業を長時間続けることも大きな要因となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。指先のしびれは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

指先のしびれへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期服用による副作用のリスクがあり、根本的な原因解決にはならないため症状の再発可能性があります。

装具療法

日常生活での制約が大きく、長期使用により筋力低下を招く可能性があります。

注射療法

効果が一時的で、繰り返し注射が必要になることがあり、感染リスクも伴います。

指先のしびれを改善するために

まずはあなたの指先のしびれの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、指先のしびれの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが指先のしびれの改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

指先のしびれのQ＆A

指先のしびれは自然に治りますか？

軽度の場合は生活習慣の改善で自然治癒することもありますが、多くは適切な治療が必要です。放置すると悪化する可能性が高いため、早期の対処をお勧めします。

指先のしびれの人がやってはいけないことは？

手首を過度に曲げる動作、重い物を持つ、長時間の同一姿勢、冷やすことは避けましょう。症状を悪化させる可能性があります。

しびれと痛みの違いは何ですか？

しびれは感覚異常で、ピリピリ・ジンジンとした感覚です。痛みは組織の損傷による不快感で、しびれとは異なる神経の反応です。

手根管症候群と他の病気の見分け方は？

手根管症候群は親指から中指のしびれが特徴で、小指は症状がありません。肘部管症候群では小指・薬指にしびれが出るなど、部位で判断できます。

しびれが両手に出ることはありますか？

手根管症候群は片手から始まることが多いですが、進行すると両手に症状が現れることがあります。全身疾患が原因の場合は両側性に出現します。

指先のしびれで悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と指先のしびれは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

指先のしびれは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。