変形性股関節症

変形性股関節症とは

変形性股関節症とは、股関節のクッション役を担う軟骨が徐々にすり減ることで、股関節に痛みや動きの制限が生じる病気です。

股関節は脚の付け根にある関節で、骨盤と太ももの骨をつなぐ重要な部分です。この関節の軟骨が摩耗すると、骨同士が直接ぶつかり合うようになり、痛みや炎症を引き起こします。

日本における変形性股関節症の患者数は推定120万～510万人に上り、全体の約9割が女性患者です。発症年齢の平均は40～50歳で、高齢化社会の進行とともに患者数は増加傾向にあります。

変形性股関節症を放置すると、軟骨の摩耗が進行し、痛みが徐々に強くなります。初期は動作開始時のみの痛みでしたが、進行すると安静時でも痛みが続く持続痛や、夜間痛に悩まされるようになります。

さらに悪化すると歩行が困難になり、日常生活の基本動作である立ち上がりや階段昇降、入浴などに支障をきたします。最終的には歩行そのものが不可能になり、人工関節置換手術が必要となる可能性があります。

変形性股関節症の原因

開院以来、当院には変形性股関節症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、変形性股関節症の原因はひとつではないということです。

変形性股関節症の原因として次のものが挙げられます。

変形性股関節症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って疲労が蓄積し、それによって免疫状態が低下することで変形性股関節症が慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。変形性股関節症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

変形性股関節症への対応として、次のようなものが一般的です。

運動療法

適切な負荷設定が困難で、過度な運動は症状を悪化させる可能性があります。継続的な専門指導が必要で、効果が現れるまで時間がかかります。

薬物療法

根本的な治療ではなく対症療法のため、薬の効果が切れると痛みが再発します。長期使用による胃腸障害などの副作用のリスクがあります。

手術療法

侵襲的な治療のため、感染や血栓などの合併症リスクがあります。術後のリハビリが長期間必要で、人工関節の場合は将来的な再置換の可能性があります。

変形性股関節症を改善するために

まずはあなたの変形性股関節症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、変形性股関節症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが変形性股関節症の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

変形性股関節症のQ＆A

変形性股関節症は自然に治りますか？

変形性股関節症は進行性の疾患で、すり減った軟骨は自然には再生しません。しかし適切な治療により症状の進行を遅らせ、痛みを軽減することは可能です。

変形性股関節症の人がやってはいけないことは？

しゃがみ込み、正座、重い物の持ち上げ、激しいスポーツなど股関節に過度な負担をかける動作は避けるべきです。和式生活も関節に負担をかけます。

変形性股関節症と股関節症の違いは何ですか？

股関節症は股関節の病気全般を指す広い概念で、変形性股関節症はその中で軟骨の摩耗による関節の変形を伴う特定の疾患を指します。

変形性股関節症は遺伝しますか？

直接的な遺伝はありませんが、発育性股関節形成不全などの先天的要因は家族性があり、間接的に変形性股関節症のリスクを高める可能性があります。

人工関節手術は必ず必要になりますか？

必ずしも必要ではありません。早期からの適切な治療により、手術を回避できる場合も多くあります。症状の程度と生活への影響度により判断されます。

変形性股関節症で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と変形性股関節症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

変形性股関節症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。