膝蓋大腿疼痛症候群

膝蓋大腿疼痛症候群とは

膝蓋大腿疼痛症候群とは、膝のお皿（膝蓋骨）と太ももの骨（大腿骨）の間で起こる痛みの総称です。膝蓋骨が正常な軌道から外れて動くことで関節面に過度な摩擦や圧迫が生じ、痛みや炎症を引き起こします。

特に膝を曲げる動作や体重をかける動作で症状が現れやすく、スポーツ活動や日常生活に大きな支障をきたす疾患です。運動器慢性疼痛の大規模調査では調査人口の約15％が中等度以上の強さの痛みを6ヶ月以上有しており、膝蓋大腿疼痛症候群もこの中に含まれる重要な疾患の一つとされています。

膝蓋大腿疼痛症候群を放置すると膝への負担が続き、痛みが慢性化してしまいます。痛みを避けるための代償動作により、他の関節や筋肉に負担がかかり二次的な問題が発生することもあります。

症状が進行し、膝の軟骨などへの負担がよりかかるようになると最終的には変形性膝関節症へと発展する可能性もあります。また、お皿の骨の脱臼や亜脱臼を起こしやすくなり、軟骨のダメージが大きくなると手術が必要になる場合もあります。

膝蓋大腿疼痛症候群の原因

開院以来、当院には膝蓋大腿疼痛症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、膝蓋大腿疼痛症候群の原因はひとつではないということです。

膝蓋大腿疼痛症候群の原因として次のものが挙げられます。

膝蓋大腿疼痛症候群は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、膝蓋骨の軌道異常や膝周囲の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、膝の痛みが発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。膝蓋大腿疼痛症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

膝蓋大腿疼痛症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的な症状緩和に留まり、根本的な原因解決には至りません。長期使用により副作用のリスクもあります。

運動療法

継続しての運動を続ける必要があり、負荷を最適に保つためにプロフェッショナルのトレーナーや理学療法士と根気よく続ける必要があります。動きによっては悪化することもあり見極めが重要です。

物理療法

効果が一時的で、継続的な通院が必要になることが多いです。

膝蓋大腿疼痛症候群を改善するために

まずはあなたの膝蓋大腿疼痛症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、膝蓋大腿疼痛症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが膝蓋大腿疼痛症候群の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

膝蓋大腿疼痛症候群のQ＆A

膝蓋大腿疼痛症候群は自然に治りますか？

軽度の場合は安静により改善することもありますが、根本的な原因を解決しなければ再発しやすく、多くの場合は適切な治療が必要です。

膝蓋大腿疼痛症候群の人がやってはいけないことは？

膝に負担をかける深いスクワットや長時間の正座、膝がねじれるような動作は避けるべきです。痛みを我慢して運動を続けることも禁物です。

膝蓋大腿疼痛症候群と変形性膝関節症の違いは？

膝蓋大腿疼痛症候群は膝蓋骨周辺の痛みが主症状で、変形性膝関節症は関節全体の変形と軟骨の摩耗が特徴的な違いです。

運動は続けても大丈夫ですか？

痛みが強い時期は安静が必要ですが、適切な指導の下で段階的に運動を再開することで筋力強化と症状改善が期待できます。

年齢とともに悪化しますか？

適切な治療とケアを行えば年齢に関係なく改善が期待できます。むしろ早期の対処により将来的な悪化を防ぐことができます。

膝蓋大腿疼痛症候群で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と膝蓋大腿疼痛症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

膝蓋大腿疼痛症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。