シンスプリント

シンスプリントとは

シンスプリントとは、すねの骨である脛骨の内側下部に痛みや炎症が生じるスポーツ障害です。正式には「過労性脛骨骨膜炎」と呼ばれています。

ランニングやジャンプなどの繰り返し動作によって、すねの骨を覆う骨膜や筋肉の付着部に過度な負担がかかることで発症します。特に運動を始めたばかりの人や、急激に運動量を増やした人に多く見られる症状です。

日本人の高校生長距離走選手を対象とした研究では、シンスプリントの既往率は45%という高い数値が報告されており、数十万人規模でシンスプリントに悩む人がいると推定されます。

シンスプリントを放置すると、まず症状が慢性化してしまいます。慢性化すると、すね周辺に異常な血管が新たに形成され、これが神経と結びつくことで痛みが治りにくくなります。

さらに深刻なのは、継続的な負荷により疲労骨折に進行する可能性があることです。疲労骨折が起こると、完全に骨が折れてしまい、長期間のスポーツ活動停止や手術が必要になる場合もあります。

最悪の場合、日常的な歩行にも支障をきたし、生活の質が大幅に低下してしまいます。

シンスプリントの原因

開院以来、当院にはシンスプリントでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、シンスプリントの原因はひとつではないということです。

シンスプリントの原因として次のものが挙げられます。

シンスプリントは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って疲労が蓄積し、それによって免疫状態が低下することでシンスプリントが慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。シンスプリントは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

シンスプリントへの対応として、次のようなものが一般的です。

安静と活動制限

スポーツ選手にとって長期間の運動停止は体力低下やパフォーマンス低下につながり、復帰時の再発リスクも高まります。

薬物療法

痛み止めは一時的な症状緩和に留まり、根本原因の解決にはならないため再発の可能性が高く、長期使用による副作用のリスクもあります。

リハビリテーション

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院が必要で、専門的な指導なしでは適切な効果が得られない場合があります。

シンスプリントを改善するために

まずはあなたのシンスプリントの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、シンスプリントの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することがシンスプリントの改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

シンスプリントのQ＆A

シンスプリントは自然に治りますか？

初期段階であれば適切な安静により2週間程度で改善することもありますが、放置すると慢性化や疲労骨折のリスクがあるため、早期の適切な対処が重要です。

シンスプリントの人がやってはいけないことは？

痛みがある状態でのランニングやジャンプ、硬い地面での運動は避けるべきです。また、痛み止めに頼って無理に運動を続けることは症状悪化の原因となります。

シンスプリントと疲労骨折の違いは何ですか？

シンスプリントは骨膜の炎症による痛みですが、疲労骨折は実際に骨にひびが入った状態です。疲労骨折はより重篤で治癒に時間がかかります。

どのくらいの期間で治りますか？

初期段階なら2週間程度、慢性化している場合は数ヶ月かかることもあります。個人差や症状の程度により大きく異なります。

運動はいつから再開できますか？

痛みが完全になくなり、患部を押しても痛くない状態になってから段階的に運動強度を上げていくのが安全です。医師や専門家の指導を受けることをお勧めします。

シンスプリントで悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体とシンスプリントは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

シンスプリントは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。