いびき

いびきとは

いびきとは、睡眠中に呼吸をする際に気道が狭くなることで、空気が通る時に周囲の組織が振動して発生する音のことです。軽度のものから睡眠時無呼吸症候群を伴う重篤なものまで幅広く、単なる騒音問題ではなく健康に深刻な影響を与える可能性がある症状です。

厚生労働省の調査によると、日本ではいびきをかく人は2000万人以上、睡眠時無呼吸症候群の患者数は500万人以上と推定されています。成人男性の約30％、成人女性の約20％が習慣的にいびきをかくとされており、年齢とともにその割合は増加する傾向にあります。

いびきを放置すると、慢性的な睡眠不足により日中の強い眠気や集中力低下が続き、仕事や学業に深刻な影響を与えます。さらに睡眠時無呼吸症候群に進行すると、血中酸素濃度の低下により高血圧、心筋梗塞、脳梗塞などの生命に関わる疾患のリスクが大幅に高まります。

家族関係においても、パートナーの睡眠を妨げることで夫婦関係が悪化し、別室で寝ることが増えて家庭内の雰囲気が悪くなってしまいます。最悪の場合、居眠り運転による重大事故や突然死の可能性もあり、人生全体に取り返しのつかない影響を及ぼす可能性があります。

いびきの原因

開院以来、当院にはいびきでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、いびきの原因はひとつではないということです。

いびきの原因として次のものが挙げられます。

いびきは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って気道の狭窄や筋肉の弛緩が発生し、それによって気道を通る空気の流れが乱れることでいびきが慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。いびきは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

いびきへの対応として、次のようなものが一般的です。

CPAP療法

装置の音や違和感により睡眠の質が低下することがあり、旅行時の持参が困難で継続使用に抵抗を感じる方が多くいます。

外科手術

全身麻酔のリスクがあり、術後の痛みや合併症の可能性があります。また効果が永続的でない場合があります。

マウスピース療法

装着時の違和感や顎関節への負担があり、歯並びに影響を与える可能性があります。

いびきを改善するために

まずはあなたのいびきの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、いびきの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することがいびきの改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

いびきのQ＆A

いびきは自然に治りますか？

軽度のいびきは生活習慣の改善により自然に軽減することもありますが、根本的な原因が解決されなければ改善は困難です。適切な施術と生活習慣の見直しにより、大幅な改善が期待できます。

いびきの人がやってはいけないことは？

アルコールの過度な摂取、仰向けでの睡眠、睡眠薬の常用は症状を悪化させるため避けるべきです。また、口呼吸の習慣も気道を狭くする原因となります。

いびきと睡眠時無呼吸症候群の違いは？

いびきは音の問題ですが、睡眠時無呼吸症候群は呼吸が実際に止まる疾患で健康への影響がより深刻です。いびきが睡眠時無呼吸症候群の前兆となることもあります。

女性でもいびきをかくのですか？

女性ホルモンの減少する更年期以降は男性と同様にいびきをかく割合が増加します。妊娠中も体重増加により一時的にいびきが発生することがあります。

痩せればいびきは治りますか？

肥満が原因の場合は体重減少により大幅な改善が期待できますが、骨格的要因がある場合は限定的です。総合的なアプローチが重要になります。

いびきで悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体といびきは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

いびきは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。