脊柱分離症

脊柱分離症とは

脊柱分離症とは、背骨の一部である腰椎の骨が疲労骨折を起こし、骨が離れてしまった状態のことです。特に成長期の10代に多く見られ、スポーツ活動による繰り返しの負荷が原因となることが多い疾患です。

腰を反らす動作で痛みが強くなるのが特徴的で、適切な治療を行えば骨の癒合も期待できます。成人の約6％に認められる比較的頻度の高い疾患で、特に10代のスポーツ選手では発症率が高くなっています。

脊柱分離症を放置すると、骨の癒合機会を逃し、慢性的な腰痛に悩まされる可能性があります。さらに進行すると分離すべり症となり、背骨がずれて神経を圧迫し、足のしびれや筋力低下を引き起こすことがあります。

最悪の場合、日常生活に支障をきたし、手術が必要になったり、スポーツ復帰が困難になったりする可能性があります。また、将来的に腰椎の不安定性が増し、他の部位にも負担をかけることで、全身の不調につながることも考えられます。

脊柱分離症の原因

開院以来、当院には脊柱分離症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、脊柱分離症の原因はひとつではないということです。

脊柱分離症の原因として次のものが挙げられます。

脊柱分離症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、腰椎への過度な負荷や筋肉の緊張、関節の可動域制限などが発生し、腰痛が発症します。それは人によって違い、単に安静にしたり筋肉をほぐしたりするだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。脊柱分離症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

脊柱分離症への対応として、次のようなものが一般的です。

安静・運動制限

長期間の運動制限により筋力低下や体力低下を招く可能性があります。学生の場合、部活動への参加ができず精神的な負担も大きくなります。

コルセット装着

長期間の装着により筋力低下や依存性が生じる可能性があります。また、日常生活での制約も多くなります。

手術療法

手術には感染症や神経損傷などのリスクが伴い、完全な回復が保証されるものではありません。

脊柱分離症を改善するために

まずはあなたの脊柱分離症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、脊柱分離症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することが脊柱分離症の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

脊柱分離症のQ＆A

脊柱分離症は自然に治りますか？

成長期の新鮮な分離症であれば、適切な治療により骨の癒合が期待できます。ただし、放置すると癒合機会を逃す可能性があるため、早期の適切な対応が重要です。

脊柱分離症の人がやってはいけないことは？

腰を反らす動作や激しいスポーツは避けるべきです。特に野球のピッチング、テニスのサーブ、体操の後屈動作などは症状を悪化させる可能性があります。

どのくらいの期間で治りますか？

個人差がありますが、一般的に3～6ヶ月程度の治療期間が必要です。骨の癒合状況や年齢、症状の程度により期間は変わります。

スポーツ復帰はいつ頃できますか？

痛みが軽減し、医師の許可が出れば段階的に復帰できます。通常は治療開始から4～8ヶ月程度で本格的な競技復帰が可能になることが多いです。

手術は必要ですか？

多くの場合、保存的治療で改善が期待できます。手術が必要になるのは、保存的治療で効果が得られない場合や、神経症状が強い場合に限られます。

脊柱分離症で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体と脊柱分離症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

脊柱分離症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。