コロナ後遺症

コロナ後遺症とは

コロナ後遺症とは、新型コロナウイルス感染症から回復した後も続く様々な症状のことを指します。一般的には感染から4週間以上経過しても持続する症状が該当します。

特徴的なのは、急性期の症状が軽かった方でも重い後遺症に悩まされるケースがあることです。また医学的検査では異常が見つからないにもかかわらず、強い症状が続くという点も特徴的です。

後遺症の症状は多岐にわたり、全身の倦怠感や息切れといった身体症状から、集中力低下やブレインフォグ（思考の霧）といった認知機能の問題まで様々です。これらの症状は単独で現れることもあれば、複数の症状が同時に現れることもあります。

多くの方が日常生活に支障をきたすほどの症状に悩まされているにもかかわらず、適切な治療法が確立されていないのが現状です。

コロナ後遺症を放置すると、症状が長期化するだけでなく、さらに深刻な問題につながる可能性があります。

慢性的な倦怠感は日常生活の質を著しく低下させ、仕事や家事など基本的な活動すら困難になることがあります。息切れや息苦しさが続くと、身体活動が制限され、筋力低下や体力の更なる低下を招きます。

また、集中力低下や記憶障害などの認知機能の問題は、仕事のパフォーマンス低下につながり、最悪の場合は離職を余儀なくされることもあります。さらに、これらの症状が長期間続くことで不安やうつ状態を引き起こし、メンタルヘルスの問題に発展するケースも少なくありません。

コロナ後遺症の原因

開院以来、当院にはコロナ後遺症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、コロナ後遺症の原因はひとつではないということです。

コロナ後遺症の原因として次のものが挙げられます。

コロナ後遺症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

上記の原因から、複数が絡み合って疲労が蓄積し、それによって免疫状態が低下することでコロナ後遺症が慢性化してしまうのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。コロナ後遺症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

コロナ後遺症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

薬による副作用のリスクがあり、長期服用による依存性の問題も懸念されます。また、症状を一時的に抑えるだけで、根本的な原因に対処できていないため、薬の効果が切れると症状が再発することが多いです。

リハビリテーション

一般的なリハビリでは、コロナ後遺症特有の問題に対応しきれないことがあります。特に自律神経の乱れや筋膜の緊張などは、従来のリハビリ手法では改善が難しい場合があります。

経過観察

「様子を見ましょう」と言われても、その間の苦痛や生活への支障は続きます。適切な対処がなければ、症状が慢性化し、回復がさらに遅れる可能性があります。

コロナ後遺症を改善するために

まずはあなたのコロナ後遺症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、充実した検査とカウンセリングで、コロナ後遺症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

経験豊富な院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

しっかりと原因を把握することがコロナ後遺症の改善には重要だと考えています。当院では体の変化や症状の波を見逃さないように検査から施術まで一貫して院長が行なうようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

コロナ後遺症のQ＆A

コロナ後遺症は自然に治りますか？

多くの場合、時間の経過とともに症状は徐々に改善していきます。国立国際医療研究センターの調査では、1年後には症状を持つ人が8.8%まで減少しています。ただし、改善のスピードには個人差があり、適切なケアで回復を早めることが大切です。

コロナ後遺症の人がやってはいけないことはありますか？

過度な運動や無理な活動は避けるべきです。特に運動後に症状が悪化する場合は注意が必要です。また、ストレスが症状を悪化させることもあるため、無理をせず、十分な休息を取りながら徐々に活動量を増やしていくことをお勧めします。

軽症だった人でも後遺症は起こりますか？

はい、軽症だった方でも後遺症は起こり得ます。国立国際医療研究センターの調査では、軽症患者の約4人に1人が半年後も何らかの後遺症を経験していました。感染時の重症度と後遺症の発症には必ずしも相関関係がないことがわかっています。

後遺症の症状が出たり消えたりするのは正常ですか？

はい、コロナ後遺症の症状は変動することが多く、良くなったり悪くなったりを繰り返すことがあります。これは後遺症の特徴の一つで、症状が完全に消えるまでに波があるのは珍しくありません。焦らず、症状の変化を記録しながら対応していくことが大切です。

後遺症の検査で異常が見つからないのはなぜですか？

コロナ後遺症の多くは、血液検査やレントゲンなどの一般的な検査では異常が見つからないことがあります。これは、症状が主観的なものであったり、現在の検査では捉えられない微細な変化が原因である可能性があります。検査で異常がなくても、症状が実際にあることを否定するものではありません。

コロナ後遺症で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体とコロナ後遺症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

コロナ後遺症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。