【パニック障害】産後に動悸や不眠など自律神経の不調が続いて…

パニック障害で来院された女性（30代/会社員）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

半年前の産後から不眠、動悸、手足のしびれ、倦怠感、手足の冷えなどあらゆる不調が同時に起き、徐々に悪化してきて育児にも影響が出てきた。

デスクワークを10年以上続けていたこともあり、肩こりや頭痛持ちではあったが、整体に行くほど状態が悪いわけではなかった。時々、ロキソニンを使うくらいだったのが、産後にストレスを抱えることがあり、そこから一気に体調が崩れだした。

周りに頼る人がおらず、その中でも育児はしなくてはならず、子どもの夜泣きなどもあって自身が不眠気味になり、毎日を乗り切るのが精一杯の状況。

4ヶ月が経過した頃、頻繁に動悸が起き、食欲が落ちることもあって、病院を受診するとパニック障害と診断され、処方された薬を飲むも、副作用が強く吐き気を感じる。

他に対処法はないかと、ネットで整体について調べていたところ、パニック障害に対応可能な当院のホームページを見て来院。

初回検査結果は以下の通り

検査結果の分析により、胸椎上部の硬結によって、大胸筋が圧迫され、息苦しさや動機につながっていると判断。

肋骨～頚椎下部からアプローチし、内臓の位置関係を調整することに重点を置いた。

初回～8回目/週2回ペース: 動悸や息苦しさを感じることが減った。肩こりも楽になり、食欲が出てきた。
9回目～16回目/週1回ペース: 寝つきが早くなり、目覚めが良くなった。倦怠感も減ってきている。
17回目～20回目/2週に1回ペース: 精神が安定し、子どもと接していてもイライラをあまり感じない。肩こりはほとんどない。
21～26回目/2週に1回ペース: 手足のしびれや冷えも気にならないくらい改善した。動悸はないが背中周りが硬いと感じるので、ストレッチをするとほぐれていると感じる。
27回目～/4週に1回ペース: 少し巻き肩が残るものの、当初の症状はほとんど感じなくなった。