
院長:前田お気軽にご相談ください!
こんにちは、整体院ゆるり・高知本院の前田です。今日はデスクの前で読んでくださっている方も、外出先でスマホを開いている方も、きっと同じような悩みを抱えているのではないかと思いながらこの記事を書いています。
座っていた姿勢からふと腰を上げた瞬間、目の前がすっと暗くなる、あの独特の感覚。朝、布団から出ようとした時にも同じようなめまいを感じたことはありませんか?一度だけならまだしも、何度も繰り返すとなると、さすがに不安になってきますよね。


電車の中で立っている時にふらついたらどうしよう、そんな心配を抱えながら外出している方も少なくないはずです。今日はその原因と、ご自身でできる向き合い方についてお伝えしていきます。




立ち上がるたびにクラクラする方、実は原因がひとつではないことが多いんです
まず知っておいていただきたいのは、この症状の背景には体のさまざまな仕組みが関わっているということです。ここでは代表的な原因を整理しながら、なぜこの感覚が起こるのかを一緒に見ていきましょう。
座っていたり横になっていたりすると、血液は下半身に溜まりやすくなります。そこから急に立ち上がると、重力に引っ張られてさらに血液が下に集まり、脳へ届く血液が一時的に不足してしまうのです。
本来なら自律神経がすぐに血管を締めて血圧を保とうとするのですが、この調整がうまく働かないと、目の前が暗くなったりフワッと浮くような感覚が出てきます。これがいわゆる起立性低血圧と呼ばれる状態です。
デスクワークで長時間座りっぱなしだったり、逆に立ち仕事で緊張状態が続いたりすると、自律神経は思っている以上に消耗しています。夜遅くまでスマホの画面を見ている習慣がある方も、交感神経が高ぶったままで眠りが浅くなり、結果として自律神経の切り替えがスムーズにいかなくなることがあります。
自律神経は血管の収縮や心拍数の調整を担っているため、ここが乱れると立ち上がる動作そのものに体がついていけなくなるのです。
水分摂取が少ない状態が続くと、体を巡る血液の量そのものが減ってしまいます。血液量が減れば当然、立ち上がった時に脳へ送る分の血液が足りなくなりやすくなります。夏場の発汗だけでなく、冬場の乾燥した室内でも知らず知らずのうちに水分が不足していることは多いものです。
ここまで原因を見てきましたが、実際にどんな場面でこの症状が出やすいのか、生活のシーンに当てはめて確認してみましょう。ご自身の生活パターンと照らし合わせてみてください。
いかがでしょうか。ひとつでも当てはまるものがあれば、それは体が発しているサインかもしれません。特に通勤でずっと座っている、あるいは逆に立ちっぱなしという方は、自律神経への負担が積み重なりやすい生活リズムだといえます。
不安な気持ちのまま放置するのではなく、まずはご自身でできることから始めてみませんか。ここでは日常生活の中で取り入れやすい対処法をいくつかご紹介します。
座った状態から立つ前に、一度足首を軽く動かしたり、かかとを上げ下げしたりしてみてください。ふくらはぎの筋肉を動かすことで血液が心臓へ戻りやすくなり、急な血圧低下を防ぐ助けになります。ベッドから起きる時も、いきなり立たずに一度端に座ってから数十秒待つだけで、体への負担がぐっと減ります。
喉が渇いたと感じる前に、こまめに水分を摂る習慣をつけてみましょう。血液量を保つことは、立ち上がった時のふらつきを減らす基本の対策になります。汗をかきやすい時期は、塩分も適度に意識して摂ることをおすすめします。


寝る前についスマホを長く見てしまう方、実はこの習慣が自律神経の切り替えを妨げている可能性があります。画面の光や情報の刺激で交感神経が優位なまま眠りにつくと、朝の起き上がりにも影響が出やすくなるのです。就寝の30分前くらいから照明を落とし、体を休める準備をしてあげることも大切なセルフケアのひとつです。
| 対策 | 期待できる効果 |
|---|---|
| 足首の運動をしてから立つ | 血液が心臓へ戻りやすくなり急な血圧低下を防ぐ |
| こまめな水分・塩分補給 | 血液量を維持しふらつきを軽減する |
| 就寝前のスマホ時間を短縮 | 自律神経の切り替えがスムーズになる |
セルフケアを試しても症状が繰り返される場合、体の内部だけでなく、姿勢や骨格のゆがみが自律神経の働きに影響しているケースが少なくありません。ここからは施術の視点からお伝えしていきます。
当院にご来院される方の中にも、立ち上がるたびにクラクラする、めまいのような感覚が続くという方が数多くいらっしゃいます。お話を伺っていくと、共通しているのは首や背中まわりの緊張が強く、血流や神経の伝達がスムーズに行われにくい状態になっているということです。姿勢のゆがみが長年蓄積すると、自律神経が本来の働きをしにくくなり、立ち上がる動作という日常的な変化にすら体が対応しきれなくなってしまうのです。
病院で検査を受けて異常なしと言われた方も少なくありません。それでも症状が続くということは、数値には表れにくい部分に原因が隠れている可能性があります。私自身、高校生の頃から8年間腰痛に苦しみ、どこへ行っても原因を明確に伝えてもらえなかった経験があります。だからこそ、原因を特定することの大切さを誰よりも実感しています。
立ち上がるたびにクラクラする、外出先でふらついたらどうしようという不安を抱えながら過ごすのは、想像以上に心の負担が大きいものです。原因が分からないまま我慢を重ねると、行動範囲まで狭まってしまいかねません。


まずはご自身でできるセルフケアを試していただきたいですし、それでも改善が見られない、あるいは動悸やしびれなど気になる症状を伴う場合は、迷わず医療機関へ相談してください。そのうえで、体の土台となる姿勢や自律神経の状態を根本から見直したいと感じたら、いつでも私たちにお声がけください。一人で抱え込まず、あなたのペースに合わせて一緒に原因を探っていきましょう。

